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年末年始の健康管理 生活のリズムを整えよう! 1

年末年始は、生活のリズムが不規則になり、健康を損ないがちになります。この時期に気をつけたい疾患や健康管理の注意点をまとめました。

 

感染症対策を徹底する

例年、年末年始は119番通報による救急搬送が急増します。救急搬送の理由は、風邪やインフルエンザなど軽症のものから、心筋梗塞脳卒中の発作といった重症のものなど、さまざまなです。ほかにも、アルコール摂取の機会が増えることでの急性アルコール中毒、餅などを喉に詰まらせる窒息事故などが多くなります。

今年は、新型コロナウイルス感染症の流行により、医療体制逼迫への危機感が持たれていますし、毎日テレビで放送されており、とても気になりますので、例年にも増して健康管理に気を付けたいものです。

今年は、新型コロナウイルス感染症対策の影響で、RSウイルス感染症やインフルエンザなどの患者報告数は減少傾向にありますが、注意が必要です。

あらゆる世代で発症するBSウイルス感染症は、たいていは軽症です。発熱や鼻汁などの後、咳がひどくなるのが特徴です。重症化すると、肺炎を引き起こしますので、乳幼児は注意が必要です。風邪のような症状なので、見過ごされることも多いようですが、今年は、新型コロナウイルス感染症ではないかと疑われるケースもあるのではないでしょうか。感染力はとても強く、感染経路は「咳」や「くしゃみ」などによる「飛沫感染」と、ウイルスが付着した物に触れた手で口を触る「接触感染」です。新型コロナウイルス感染症対策であるマスクの着用や手洗いの励行、手指消毒を徹底するとともに、子供が日常的に触れるドアノブやおもちゃなどを、アルコール等で消毒することも、ある程度の予防効果があるでしょう。早産児や心臓疾患のある子供は、重症化しやすいため、よく気をつけたほうがいいでしょう。

 

急激な温度変化を避ける

急激な温度変化への対策も重要です。急激な温度変化は、血圧が大きく変動し、体に影響を与えます。心筋梗塞脳卒中を引き起こさないためにも、浴室とトイレに注意を払って下さい。特に、高血圧の人や心臓に慢性疾患のある人、脳疾患のある人は注意が必要です。脱衣所やトイレは小型の暖房器具などで暖めておきましょう。入浴は、40度未満のぬるめの湯にし、長湯は避けてください。深夜帯は特に冷え込みますので、早めの時間の入浴がお勧めです。浴室暖房などの設備がなければ、入浴前に、風呂桶の蓋を開けておくだけでも効果があります。風呂場の床には、すのこやマットを敷いてもよいでしょう。また、湯船から出る時は、ゆっくりと立ち上がるようにします。食事や飲酒直後の入浴も避けた方がよいでしょう。