72歳でブログはじめました!!

72歳のおばあちゃん!ブログ挑戦中!!

朝散歩で心身を整えよう 1

朝散歩の健康効果は、セロトニンの活性化、体内時間のリセット、ビタミンDの生成など、多岐にわたります。

 

早起きする必要はない

朝はボーッとしてやる気が出ない、メンタルの調子が割るい、仕事のパフォーマンスを上げたい。そんな方には、朝散歩をお勧めします。朝散歩には、心身の健康を整えるメリットが多くあるからです。朝散歩とは、起きてから1時間以内に15~30分の散歩をすることです。ポイントは、早起きをする必要はないということ。自分が起きてから1時間以内を目安に、午前中であればOK.朝は水不足の状態のため、朝散歩の前に必ずコップ1杯の水分補給をして下さい。メンタルが疲れている方は15~30分、運動不足解消を兼ねたい方は1日の最低限の運動量である20分を目安にして下さい。30分以上の朝散歩は健康効果が頭打ちになるので、長く歩く必要はありません。15分が難しい人は、最初は5分からでも効果があります。高齢の方や朝の調子が悪くて歩けない方は、日なたぼっこから始めましょう。リビングの窓の前、ベランダや庭などの日当たりが良い場所で、椅子などに腰掛け、本や新聞を読みながら15~30分過ごすだけでも健康効果は得られます。

始めてみることが大切

歩く際には、「マインドフルネス」をお勧めします。マインドフルネスとは、過去や未来でなく、今この瞬間に意識を向けることで、ストレス発散や脳を休める効果があります。朝散歩でいうと、余計なことを考えずに、「空がきれいだな」「鳥のさえずりが聞こえる」「風が気持ちいいな」「桜が咲いてきた」など、目に入ったものや感じたことを、そのまま受け止めながらある歩くとです。また、「毎日行かなくては」と気負う必要はありません。当然、やった分だけ効果はありますが、週に3,4回でも十分だと思います。私は、週5日ぐらいで、行かない日もあります。週1回でもいいので、まず始めてみることです。外出する機会が減りがちな今、朝の時間を活用し、健康ですがすがしい一日一日を過ごしてほしいと願っています。

セロトニンの活性化

セロトニンは、気分の安定や、ストレスの発散に関係する脳内物質です。不足すると感情が不安定になったり、朝起きられなくなったりして、自律神経の乱れやメンタル疾患などの体調不良を引き起こします。体内の”セロトニン工場”は、太陽の光を浴びたり、歩行や咀嚼(ご飯をよくかむ)などのリズム運動をしたりすると、スイッチがオンになります。朝散歩をしていて、「気持ちがいいな」「今日も頑張ろう」と感じたら、セロトニン工場が動き出した証拠です。主に朝から日中につくられ、夕方以降は下がります。セロトニンは集中力にも関与しています。在宅ワークの方は、通勤の代わりに朝散歩をすると、集中力が高まり、仕事のパフォーマンスが向上します。また、食欲をコントロールする動きもあるので、夜中にドカ食いをしてしまう人などは、朝散歩を試してみて下さい。