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慢性的な腰痛は改善する 1

原因を知る

腰痛を改善するために大切なことは、まずは腰痛の原因について、分かる範囲で、はっきりさせる事です。

最も身近な腰痛といえば、ぎっくり腰(急性腰痛症)ですが、これは自分で”ぎっくり腰をやってしまった”と感じられるケースがほとんどです。「私も子どもが小さいときに寝ている子どもを抱っこしようとして、ギクとなった経験があります。」

これ以外にも、圧迫骨折や腰部脊柱管狭窄症、腰部椎間板ヘルニアなど、整形外科で診察を受けることで明確になる腰痛もあるので、まずは受診することをオススメします。

特に気をつけてほしい痛みがあります。「安静時痛」といわれる症状で、寝ていたり、じっとしていても強い痛みが続く状態です。

安静時痛になる代表例の一つが圧迫骨折です。骨粗しょう症の方がなることが多いので、特に女性の高齢者に多く見られます。軽い尻もちや車のゆれ程度でも起こる可能性があるので、”ちょっと腰を痛めただけ”と、安易に考えないことが大切です。

他にも安静時痛の場合、子宮や卵巣など婦人科の病気による痛みや、腎臓の炎症、がんなどの可能性もあるので、すぐに病院に行くようにして下さい。

 

正しい対処法を

腰痛は原因が多様なので、対処法も一概にはいえませんが、一般的な考え方について紹介します。まず、腰痛を感じたときに、休むべきか動き続けるべきか、悩むことがあると思います。原因が分からず、激痛が走るようなら安静にし、早めに病院に行くようにして下さい。一方で、ぎっくり腰の自覚がある場合は、可能な範囲で動いた方が治りは早い、という考え方が、主流になってきました。その際も、急激な動きは避け、痛みに耐えられる範囲で、少しずつ日常生活を続けて行くことが大切です。

”腰痛が治らないのでマッサージに行く”という人もいますが、注意が必要です。

安静時痛の場合は、骨が折れていることが考えられるので、マッサージは絶対NG。

マッサージを受けて問題がないか、病院で診断を受けるようにしましょう。

痛みを和らげるために、腰を冷やすべきか、温めるべきかーーーーーぎっくり腰の場合は炎症があると考えられるので、基本的には冷やした方がよいでしょう。

一方、慢性的な痛みが続く場合は、温めることで血の巡りが良くなり、楽になることが多いようです。冷やすときは冷湿布を活用して下さい。温める場合は温湿布も悪くありませんが、上着を1枚多く着たり、腹巻きをしたり、使い切りカイロを使うなど、直接的な方法がオススメです。