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今から始めよう! 熱中症対策 1

熱中症は、6月から8月にかけて患者数が増加傾向にあります。気温が高い日は要注意です。熱中症に関する基礎知識や予防法、梅雨時の注意点について、学びましょう。

 

高齢者は屋内での発症に注意

気温や湿度が高い環境にいる人、いた人の体調不良を総じて熱中症といいます。

症状は、めまいや高体温、大量の発汗、頭痛、吐き気、虚脱感、けいれん、意識障害など多岐にわたります。患者数は、梅雨明け直後とお盆前後の2回、ピークを迎えます。

夏の盛りであるお盆に、厚さで体調を崩す人が多くなるのはイメージしやすいのではないでしょうか。特に、猛暑日が4日以上続くと、全国的に高齢者の患者が増加する傾向にあります。また、屋内や夜間にも熱中症が発生する時季ににもなります。

注意をしてほしいのは、梅雨の晴れ間や梅雨明け直後。体が暑さに慣れていく「暑熱順化」が進んでいない状態で、急に気温が上がると、熱中症になりやすいのです。

とりわけコロナ禍の影響で、外出の機会が減っている人は、久しぶりに出かける時など、例年より、リスクが高くなっていると考えていいでしょう。暑熱順化を進めるためには、入浴や運動で汗をかくことが効果的です。熱中症を発症しやすいのは、部活動中の10代と、屋外で肉体労働をしている20~80代ですが、最も重症化しやすく、命を落とす割合が高いのが、60~90代の高齢者。ほとんどが屋内で日常生活をしているときに発症しています。

 

水や麦茶を飲もう

熱中症予防のためには、水分補給が不可欠です。一日中、外に出ず、三度の食事がきちんと取れるのであれば、水や麦茶で十分です。汗をたくさんかいたときは、スポーツドリンクもオススメです。塩分を取れるだけでなく、ブドウ糖が水分の吸収率をUPさせ、早くエネルギーに変ってくれます。冷たい方が水分の吸収率が高く、体を冷やす効果も期待できます。ただ、胃腸の弱い方や、冷房の効いた室内で飲む方は冷えすぎることもあるので、体調や室温に合わせて一度に飲む量を調整しましょう。

カフェインやアルコールは、利尿作用で水分が体内にとどまりにくいので、それだけを飲むのは避けましょう。特に、アルコールは、体温を上げ、失う水分が多くなりがちです。「喉が渇く前に水分を」とよくいわれますが、意外と難しいこと。もとろん、小まめに飲むことが望ましいですが、”必ずこの時間には水を飲む”と決める工夫もよいでしょう。食事時と、それ以外では起床時、午前10時、午後3時、お風呂の前後、そして寝る前など。1日の中で”水分習慣”を付けることが大切です。