72歳でブログはじめました!!

72歳のおばあちゃん!ブログ挑戦中!!

今から始めよう! 熱中症対策 2

人とのつながりを維持する

暑さに強い体をつくるため、心掛けたい生活習慣を「HEAT]ヒートと名付けています。Hはヘルスケア(日頃から健康増進に努める)。特に三度の食事と体温チェックがポイント。日本食は水分・塩分が多く、熱中症対策に適しています。感染症対策で、体温測定が習慣になった人もいると思いますが、高齢者は、血圧、脈拍、体重も計ると、なお良いでしょう。記録を取ることで、体調の変化にいち早く気づくことができます。

Eはエンバイロメント(環境を整える)。まずは、屋内環境。冷房を使い、涼しく過ごせるようにしましょう。また、人とつながり、社会性のある環境を維持することも重要です。例えば毎朝顔を合わせる人がいれば、万一のとき、異変に気づいてもらうことができます。重篤な症状を防ぎ、救助の手が届くことにつながるのです。

Aはアラート(情報を確認・警戒する)。今年から環境省気象庁が、熱中症の危険性が高い日に「熱中症警戒アラート」を発表することになりました。天気予報に加え、熱中症警戒アラートに注意し、外出の時間を変えたり、準備する水分の量を増やしたりと、積極的な予防行動を取りましょう。

Tはトリートメント(治療のこと)。高血圧や心臓病、糖尿病、腎臓病など、持病があればきちんと診察を受け、コントロールしておきましょう。熱中症のリスクを下げ、発症した場合も重症化を防ぐことにつながります。

 

感染症対策と両立しよう

コロナ禍にあって、夏でもマスクが必須な日常になり、熱気がこもって暑く感じる人も多いのではないでしょうか。マスクは呼気で潤った感覚があり、つい水分補給を忘れることも。また、人前でマスクを外し、水分を取ることをためらう方もいるかもしれません。感染対策と熱中症予防を両立する意識が大切です。外出時、周りに人がいなければマスクを外したり、電車に乗る前に冷たい水を飲んだりするなど、積極的に工夫をしていきましょう。熱中症は暑い環境やその日の体調、水分不足など、条件が揃えば誰でも発症します。逆に言えば、ならないようにしたり、重症化を抑えたりする努力も可能ということです。現在、コロナの影響で、医療現場の負担は増大しています。例年のように、熱中症による救急搬送が増えれば、医療現場は逼迫し、守れるはずの命を守れないことにもなりかねません。私たち一人一人が、自身の健康に関心を持ち、予防していくことが、医療を守り、社会を守ることにつながっていくのです。

 

ポイント

① 梅雨の晴れ間に注意

② 予防には「HEAT]ヒートが有効

③ 時間を決めて”水分習慣”を