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膝に負担をかけない座り方 1

膝が痛く。立ったり座ったりする動作がつらい時はありませんか?膝に痛みを感じている人の多くが、診断を受けないまま我慢したり、通院しても症状の改善が見られなかったりしています。膝に負担のない座り方のコツを考えましょう。

 

しびれてきたら姿勢を変える

膝関節に負担がかかる動きは大きく分けて二つあります。

一つ目は膝を深く曲げること

二つ目は膝関節をひねること

床や畳といった「地べたに座る生活」は、この二つの動きをしやすく、膝の曲げ伸ばしがつらい人にとっては、痛みの悪化につながることがあります。

反面、椅子を使う場合より上下運動が多くなるため、筋力をより多く使います。あまり長時間でなければ、膝の痛みがない人にとっては、下半身の筋力を維持し、安定した姿勢にもつながるというプラスの側面もあります。

ただし、過去に膝の怪我をした経験があったり、正座をすると痛みを感じたりする人は、地べたに座る時間を短くし、いすをつかった方が膝にとって良いでしょう。

座った姿勢から立ち上げる時に、膝関節に大きな負荷がかかります。特に、同じ姿勢を長く続けると、回復にも時間がかかるので、立つ前に1度膝を曲げ伸ばしたり、立て膝にしたりするなど、姿勢を変える工夫をしましょう。

正座をどれだけ続けられるかは、体格や慣れなどによって異なりますが、しびれた感覚があれば、休憩のタイミングだと思ってください。

 

あぐらや横座りは負担大?

椅子を使う生活が広まってきていますが、畳や床に直接座る機会も多くあります。特に、正座をするとき、少しでも膝への負担を軽減するコツを紹介します。

まず、膝が曲がる角度が深いほど、負担が大きくなるので、曲がる角度を小さくする工夫が大切です。具体的には、膝の裏側にタオルやクッションを挟み、お尻でそれをつぶすように座ることで負担を軽減できます。

足の崩し方によっても膝への負担は変ってきます。例えば、両足を片側に出す「横座り」や、足を前で組む「あぐら」、正座の態勢から膝下を両側に広げる「とんび座り」。これらは、ひねる動作が加わるため、膝を痛めるリスクがあり、あまりオススメできません。しびれを取るために崩しているつもりが、かえって負担を増すことがあるので注意が必要です。しびれを取るには、膝をのばすこと。血液の流れが循環して回復が早くなります。また、正座をしている時、のけぞるような姿勢になると、膝周りの筋肉が引っ張られるので、負荷がかかります。正座の姿勢は、真っすぐ、または少し前かがみの姿勢を意識しましょう。正座いすを使った補助も、膝の負担を軽減する方法の一つです。