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寝苦しい季節 上手な睡眠法 2

寝室は朝まで涼しく保つ

夏は、エアコンをつけて寝た方がいいでしょう。外の温度が25度以上であれば、必ずエアコンを使ってください。設定温度は24~26度。鼻から吸う空気が冷たいと脳が冷えて、脳の深度体温が下がり、疲労回復につながります。寝るときにエアコンをつけ、1時間タイマーで消すという人もいると思いますが、これは危険です。寝た後に室温が上がっても気づかず、熱中症になるリスクも。また、睡眠中に寝汗をかくのは、自律神経が体温調節を頑張っている証拠です。脳の疲労が回復しないのは当然です。

扇風機は空気を循環させるサーキュレーターとして使ってください。

冷気、湿気を循環させた方が部屋の温度差がなくなります。体に直接、風を当て続けると、急激な体温低下と水分の蒸発を招き、眠りを妨げる要因になります。

 

服装はTシャツにパジャマ

寝具ですが、エアコンをつけたまま寝ることが基本ですので、タオルケットではなく、冬用の布団を使ってください。頭寒足熱が大切なので、肩から上を冷やし、脇の下から足元は温かい状況をつくるよう、意識しましょう。

近年、流行っている冷感グッズ、ひんやりさせるメントールが入ったものは、一時的にㇲッとして気持ちよく感じますが、表面の感覚だけ冷たくし、実際は熱を取ってくれないものも多くあります。冷やす目的でグッズを使用する場合は、熱をきちんと放出し、吸湿性・放湿性のあるものか、確認するようにしてください。

睡眠時の服装のポイントは、「緩い」「汗を吸い取る」「通気性が良い」の三つ。

上はTシャツ、下はパジャマの長ズボンなどが理想的です。肌の露出が多すぎると、汗が蒸発しにくいので良くありません。

 

女性もいびきに注意

暑さとともに睡眠を妨げるのが、いびきです。熟睡感がないという人の約8割は、いびきが原因です。いびきをかいて寝ることは、脳への酸素を安定して供給するため、自律神経が血圧や心拍を上げて懸命に対応しているということ。そのため、当然、睡眠の質も悪化します。いびきは男性に多いと思われがちですが、女性は肺活量が少なく、音も小さいため、気づいていないケースが少なくありません。さらに、低血圧で貧血の方は脳が酸素不足に陥りやすいため、男性より女性の方が危険ともいえます。

スマートフォンのアプリで、いびきがあるか、チェックできるものもあります。寝ている時の様子がわかるので、試してみてください。

睡眠専門のクリニックでは、睡眠の質を簡単に確認できるので、心配な人は、ぜひ一度、受信してほしいと思います。

いびきを止める簡単な方法は、体を横向きにして眠ることです。あおむけより気道が広がり、呼吸がしやすくなるため、約8割の人に改善が見られます。体を右に倒した方が、心臓に圧力、体重がかからないのでおススメです。

暑い夏を乗り越えるため、まずは、快眠のためにできることから、始めてみてください。

 

ポイント

① 就寝前に最低200ミリリットルの水

② エアコンの設定は24~26度

③ 掛け布団を使い頭寒足熱