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50歳代から考えるセカンドライフプラン 2

年金をいくらもらえるか押さえる

毎年誕生日に届く「ねんきん定期便」を見た事はありますか。50歳未満と以上とでは様式が異なりますが、50歳以上の場合、年金見込額が記載されています。60歳まで今の給料で加入したとすると、将来、いくらもらえるのかが分かります。

50歳代になったら、まず、「ねんきん定期便」を見ることを心掛けて下さい。そこに記載されているのが65歳からの「収入」となるためです。おおよその金額を押えられれば、定年後の支出を、どう調整しなければならないかを考えることができます。

年金は、会社員であれば、手厚くなっていますが、自営業者などは、受け取れる年金が額が少ないという状況があります。年金の金額に応じて税金や社会保険料が徴収されます。自身の年金の金額を知り、将来のためのお金をできるだけ準備しておくよう心掛けましょう。

最近では、掛け金を個人で運用し積み立てるIDECO(個人型確定拠出年金)もあります。掛け金、運用益、受け取りの際の税制優遇がありますが、経済動向や受け取り時期によっては、払った金額を下回ってしまうこともあります。メリット・デメリットを知った上で、使える制度を上手に活用し、少しでも年金を厚くする工夫をしてもいいでしょう。

 

家族構成が変わるタイミングで固定費を見直す

子どもが独立し家族構成が変ったり、定年を迎えたりするタイミングは、固定費を見直す格好の時機です。固定費とは、具体的に住宅ローンや生命保険、医療保険などです。住宅ローンは、払い終える年齢が重要です。というのも、退職後や年金を受給するようになっても住宅ローンの返済を抱えるのは、家計が厳しくなるからです。なるべく在職期間中に支払いを終えるよう努め、繰り上げ返済ができるようなら、よく検討してみてください。また保険については、必要な保障額を見直し事で、保険料を節約することができます。

 

介護や相続への備えをしておく

自身が50歳代になると、両親は、75歳以上の後期高齢者になっているケースがほとんどです。今のうちから、近い将来、両親の介護が必要になることを想定しておきたいものです。その場合、施設に入るのか在宅なのか、どういう状態になったら施設に入るのか、施設の費用は親自身が出せるのか、誰かが負担しなければならないのか、在宅なら誰が面倒を見るのかーーーこういったことを、まだ元気なうちに、親や兄弟で相談し、方向性を固めておくと良いでしょう。

相続についても同様です。たとえ相続税を支払う必要がなかったとしても、相続は発生します。銀行口座に限らず、持ち家であれば、誰の所有にするのか、解体するなら費用は誰が持つのか、そういった点で、もめ事になるケースもあるのです。可能な限り、今のうちから不要なトラブルを避ける手を打って置きましょう。

50歳代は次のライフステージへと向かう準備期間として大事な世代です。これを機に、自分の今と未来を見据え、さまざまな見直しと検討をしてみてはいかがでしょうか。