72歳でブログはじめました!!

72歳のおばあちゃん!ブログ挑戦中!!

漢方診療 2

多様な漢方薬 服用には注意が必要

漢方薬には煎じ薬、顆粒状、錠剤、カプセルなどのエキス剤、生薬を蜂蜜で練った丸薬、粉状の散薬、軟膏などがあり、多くは健康保険の適用を受けています。基本は煎じ薬で、毎日煎じて1日2~3回で飲み切りますが、煎じる手間などから最近はエキス剤の処方が増えています。ただし、中にはエキス剤がない漢方薬もあります。

漢方薬だから安全と誤解される方がいますが、漢方薬も他の薬剤との飲み合わせに注意が必要ですし、他の病院で処方された西洋薬や自分で購入された市販薬を使う場合は必ず漢方専門医に相談して下さい。また漢方薬はすべて長期服用が必要なわけではありません。長く続いた不調は一朝一夕には治らないので長期服用することが多いですが、急性疾患では数回の服用で効果が表れる漢方薬もあります。

 

漢方の考えから日常生活を見直し自然治癒力を高めよう

病気は自分の体や日常生活を見直す機会と捉え、そこに漢方の考えを取り入れてみて下さい。例えば季節に合わない食生活や偏食、最近は子どもにも見られる冷房病やコロナ禍での運動不足など不調の原因は多々あります。

バランスが良く内臓を冷やさない食事を取る、よく眠る、汗をかく、便通を良くする、姿勢を良く深呼吸する、人生を楽しく過ごすなど、自ら積極的に日常生活を改めることで不調が改善することも少なくありません。免疫力や回復力が高ければ病気になりにくいように、自己免疫力を高め自然治癒力を阻害せず有効活用することが大事です。それでも不調の場合、人に本来備わった自然治癒力をいかに引き出すかを手伝うのが漢方診療なので、漢方専門医にご相談下さい。

 

私も、7年近く、漢方外来に通院しています。月に2回通院し、煎じ薬を服用しています。体調はすごく良くて、血液検査の結果も年齢にしては、良好です。毎日、40分ほどかけて煎じ薬を煎じています。主治医の先生に、目指せ100歳なので、先生も健康で長生きをして下さいと、いつもお願いしています。とても、ユーモアのある先生で、いい先生に巡りあったと感謝しています。これを読んだ方で、体の不調のある方は漢方外来に行かれることをオススメします。西洋医学みたいに、即効性はないと思いますが、長い時間をかけて、良くなればいいのではないでしょうか。本当に漢方はオススメdrすよ。