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UVカット眼鏡で紫外線から目を守ろう 1

夏の日差しはまぶしくて目が開けていられないーーーそんな太陽光に含まれる紫外線(UV)が、目の不調、病気の原因になっていることは、ご存じでしたか。紫外線と目の関係について調べてみました。

 

 

さまざまな病気の原因に

日焼け止めクリームなどで皮膚のUVケアをする人は多くても、日頃から目のケアを意識する人はそれほどいないと思います。皮膚には紫外線が当たるとビタミンDが作られるメリットがありますが、成人の目にとっては紫外線=デメリットしかありません。紫外線が要因となる目の病気はたくさんあります。目の表面の黒目部分に白目が張り出してくる翼状片やけん裂班。内側の水晶体が濁る白内障。さらには、黄斑変性症といった奥にある網膜に影響がでる病気まであります。

光は、見ることのできる光(可視光線)と、見ることのできない光(不可視光線)に分けることができます。可視光線を遮れば体内リズムに影響が出ますが、不可視光線である紫外線はいくらさえぎっても問題はありません。人生100年時代といわれますが、目の寿命は70年程度といわれています。目の曲がり角は、40歳を過ぎた辺りから。50~60代で目にがくがくっと影響が出て、70歳で手術などの処置が必要になる人が多くいます。紫外線を浴び続け、疲労を蓄積すれば、目の加齢は早く進みます。いつまでも健康で、若々しい瞳をキープするには、きちんとケアをする以外にありません。目は、むき出しになっている唯一の臓器です。しっかり守り、大切に使ってあげたいものです。

 

レンズは透明でも大丈夫

「夏は日差しがまぶしいから目に悪い」。そう思っている人が多いようですが、これは勘違いです。もちろん夏の晴れた日の紫外線は多いですが、曇りの日でも降り注いでいます。ゲレンデで起こる「雪目」の原因は紫外線で、冬でも起こります。紫外線から目を守る最適な道具はサングラスです。しかし、紫外線カット機能と、レンズの色は無関係。レンズは透明でも構いません。透明や薄色ならレンズの色で視覚が遮られる心配はしなくてよいのです。色の効果は、見える光を制限すること。まぶしさ対策になります。レンズカラーは、人によって見え方の感覚が違います。好みが分かれるので、掛けた時に見やすい色を選べば大丈夫です。老眼鏡など普段から眼鏡をしている人は、紫外線カットの機能を加えたレンズに代えることをオススメします。「紫外線効果率1.0%以下」と表示されているものなら安心です。使っている間に、紫外線カット効果は低下します。効果の状態を調べてくれる眼鏡屋さんもあります。3年以上使っている場合は、定期的に確認しましょう。紫外線カット効果のない、色つきレンズのサングラスもあります。これを掛けていると、目に悪い影響を与える可能性があります。暗い所では、目は光を集めようと瞳を開きます。レンズに色がついている場合は、光が遮られる分だけ瞳が開きます。その瞳の中に、多くの紫外線が降り注ぐことになります。紫外線カット効果のないサングラスは使わないようにしてください。