72歳でブログはじめました!!

72歳のおばあちゃん!ブログ挑戦中!!

音読が老け声を若返らせる

久しぶりの電話で友達の声を聞いて”年を取ったな”と思ったことはありませんか。人と話す機会が減れば、声を出すための筋肉が衰え、声も老けます。そんな老け声の対策に音読を取り入れてみてはいかがでしょうか?音読のポイントについて調べてみました。

昨日、どのくらい会話をしましたか。この1週間、1ヶ月だとどうでしょうか。コロナ禍のため、対面での会話は極力控えていると思います。年齢に関係なく、声は使わなければ老けます。テレビを見ながら独り言を言っていても、人と会話するのとは、声の出し方が自然と変っています。意識して声を出す音読に取り組むことによって、声は若々しく保たれます。音読は、筋肉の運動不足による顔のたるみにも効果があるとされます。下がった口角が上がるため、表情も明るく見えます。音読を続けていくと「ずっとむせていたけど、そういうのがなくなった」「咳き込むことがなくなった」と言う人もいます。加齢と共に弱くなる喉の筋肉を鍛え、飲み込む力の不安を解消する効果もあるとされています。高齢の方からは「音読で認知症を予防している」との声もあります。喉を鍛えれば、マスク越しでも良く通る声になります。高い声、低い声、それぞれに良さがあり、素晴らしい個性です。一朝一夕に音読が上手になる方法はありませんが、まず自分の声を好きになることです。練習を長い時間する必要はありません。今回紹介する練習法から一つ二つ選んで、「今日は母音だけだしてみよう」とか、「調子がいいから1,2行読んでみるか」といった感じで十分です。500字程度の文章を2分程度で毎日読むことをおすすめします。上達への近道は、何よりも楽しむことが一番です。無理をせずに気長に取り組んでいきましょう。

 

まずはほぐす

両手の指を頬に当て、くるくると丸を描くように、ほぐしていきます。2~3回やったら、反対回りでも2~3回。

 

音を粒で捉える

声を出すときは、一つ一つの音を同じ大きさにすることが大事です。真珠のネックレスをイメージします。一つ一つの真珠が「あ」「い」などの音です。この粒の大きさをバラバラにしたり、つなげてしまったりしないように、注意しましょう。

 

コツはあくび

体に無駄な力が入っていると、良い声は出ません。喉を開いてあげることが大事。眠いときに出る、あくびを思い出してください。あくびの喉を維持したまま、声を出していくと、喉に負担のかからない、通る声が出ます。

 

基本は母音

日本語は、五つの母音で支えられています。まずは、この「あいうえお」を正確に出せるようにします。コツは大げさなくらいに、口の形を作ってから、音を出すこと。口は大きく開けましょう。

 

長く続ける

はっきりと母音を出せましたか。続いて「あー」と長く出すことに挑戦しましょう。まずは、15秒。30秒くらいまで出し続けられるようになれば、上出来です。

 

鼻から吸って

お腹を使った複式呼吸は疲れにくい呼吸法。長い時間でも声を出し続けることができます。まずは、鼻から3秒吸って、6秒かけて口から吐きます。吐き切ることが大事です。息を吸ったときに、肩が上下せずにおなかが膨らむと腹式呼吸ができています。おへその下に手を当てて、膨らむのを感じましょう。

 

音読をしょう

読む物は小説でも、絵本でも何でも構いません。自分が好きなものを選びましょう。新聞のコラムを題材にすると、毎日、違った内容を読める楽しさもあります。