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食の働き

「食」には生命を維持する働き、健康を増す働き、さらには心身の力を盛んにする働きがあります。まさに「食」はいのちであり、近年の研究では、食生活が、私たちの健康と密接に関係し、病と闘う時にも重要な役割を果たしていることが次々と明らかになっています。世界保健機関(WHO)がまとめた新型コロナウイルス感染症に対する成人への栄養指針では、「バランスの良い食事を取る人は、免疫力が強く、慢性疾患や感染症リスクが低い」とし、いくつかの項目を挙げていますが、毎日取る目安として示された数値は次の通りです。

① 果物を280㌘~400㌘、野菜を約350㌘

② 穀物180㌘、肉・豆160㌘

③ 8~10カップの水を飲む

④ 塩分と砂糖を減らし、塩分摂取量は5㌘未満に

このほか、外食を避けて人との接触を減らし、カウンセリングやメンタルへルスの心理社会的支援を受けることを奨励しています。

具体的な食べ物としては、果物と野菜には、ビタミンやミネラル、食物繊維など、「生きるため」に必要な成分が含まれています。「生きるため」としたのはそれらが欠乏すると死に至る可能性があるからです。ミネラルは骨や血液など、体の構成成分になり、神経・筋肉機能など正常に保つ重要な役割があります。そして、食物繊維は、消化・吸収されずに小腸を通って大腸まで達するが、腸内の善玉菌を増やし、体の免疫力を高めるといわれています。万病を治す力があると古くから重宝されてきたショウガあります。ショウガは胃腸の消化・吸収を助けるほか、体温の上昇や血行改善の効果、さらには免疫力を大幅に向上させるとの研究もあります。現代の日本人は、果物と野菜の摂取量の基準を満たしておらず、特に野菜の摂取量は、昔の日本人よりも下がったと言われています。”日々の食生活の中に、果物や野菜を一品でも多く取り入れていこう” ”バランスの良い食生活を心掛けていこう”と行動することが大事になって行くとおもいます。

 

ショウガ 熱帯アジア原産であるが、現在では世界中で栽培されています。地下茎は多肉で強い芳香と辛味があり、食用、薬用、香辛料として広く用いられています。

種類は、塊茎の大きさにより小ショウガ、中ショウガ、大ショウガに分けられます。

芽ショウガ、葉ショウガ、根ショウガがあります。

初夏に出回る辛味の少ない葉つきのショウガは、みそをつけて生食したり、天ぷらにしたり、酢取りショウガにして焼き物のあしらいにします。根ショウガは、肉、魚の臭み消しや薬味、または紅ショウガなどの漬物に用いられます。せん切りした針ショウガは、酢の物、和え物の天盛りとして食味を助けます。