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フランス料理

フランス料理は、西洋料理を代表する料理です。

国際的なパーティーではフランス料理を用いることが多いです。

そのルーツはイタリア料理にあると言われています。1533年、イタリアのフィレンツェの名門メディチ家のカトリーヌ姫が、フランスのアンリ2世に嫁いだときに、優れた料理人たちを連れていった。この料理人たちによってイタリアの高級料理がフランス宮廷に紹介され、その影響によりフランス料理は格調高い宮廷料理として発達していった。

その後、18世紀末に起こったフランス革命により王侯貴族お抱えの料理人たちが失職し、自分でレストランを開いたり、レストランに勤めるようになったため、フランス料理が一気に一般庶民の世界へ広がって、今日に至ったのです。

 

フランス料理の特色は、各種のスパイスと数百種にも及ぶといわれるソースにあります。スパイスは保存された肉類の臭みを消しておいしく食べるために用いられ、ソースは料理の味を高めるための調味料の役目を果たしています。このほか、フランス料理とは切っても切れない関係にあるワインは、食卓酒として料理の味を引き立てるのみならず、料理の味つけや香りづけにも用いられています。

 

フランス料理の献立

 ① 食前酒

 ② 前菜    食事の始めに出し、食欲を呼び起こす役目を持つ

 ③ スープ   食欲増進の役目を持つ

 ④ 魚料理

 ⑤ 肉料理   ロースト以外の肉料理。野菜を添える。

 ⑥ 氷菓    口直しのために出されるが、省略することもある。

 ⑦ ローストした肉料理・付け合わせ

 ⑧ 野菜料理  サラダが多い

 ⑨ チーズ

 ⑩ デザート

 ⑪ 果物    季節の果物を用いる。

 ⑫ コーヒー  コーヒーとともに小菓子を出す場合もある。

 ⑬ 食後酒

 

 私は20年間、調理専門学校に勤務していて毎年学生参加の試食会をしていました。和・洋・中ともホテルでの試食会でした。

 1学期は中国料理・2学期は日本料理・3学期はフランス料理でした。

 どの試食会でも、料理長自らが、メニューの説明等をしてくれました。

 

フランス料理の特有の素材としてフォワグラ・トリュフ・エスカルゴ(食用かたつむり)などがあり、オマール・かきなどの海産物も有名である。

また、世界の三大珍味  トリュフ・キャビアフォワグラなどの説明もあり、

学生たちと緊張して説明を聞いていたことを思い出しました。

学校の試食会ですのでワインは出ません。学生は未成年者だからです。

静かに音を立てないように食事をして、終わったときはホットしたのを思い出します。

 

旅の想い出の中で、フランス・パリのクリヨンホテルで、ディナーをしたことを書きましたが、本場でのディナーはとても緊張の連続で、料理が美味しかったのは記憶にありますが、終わった時は、ホットしました。学生が試食会で緊張して食べていたのを見ながら、そんなに緊張しなくてもいいのにと、そばで見て感じましたが、自分も学生と同じなんだと苦笑しました。