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年末年始の健康管理 生活のリズムを整えよう! 2

飲酒は無理せず適量を守る

「急性アルコール中毒」は、大量かつ短時間にアルコールを摂取することにいって、脳の中枢神経がまひして起こります。嘔吐や血圧の低下、呼吸数の低下などガ起こり、意識レベルが下がって、生命に危険を生じる可能性があります。

疑われる人がいた場合、次のような対応をします。

① 絶対に一人にしない

② 衣服を緩めて楽にする

③ 体温低下を防ぐため、毛布などをかけて温かくする

④ 吐しゃ物による窒息を防ぐため、横向きに寝かせる

⑤ 吐きそうになったら、抱き起こさずに横向きの状態で吐かせる

いびきをかいて刺激に反応しない、体が冷たい、口から泡を吹いている場合などは非常に危険です。すぐに救急車を呼んでください。自分の適量をわきまえるとともに、その日の体調にも注意が必要です。

飲食に関する疾患としては、ノロウイルス感染症にも注意を払ってください。ノロウイルスに感染すると、吐き気、嘔吐、下痢などの症状があります。たいていの場合、重症化することはありませんが、ワクチンや特効薬はなく、整腸剤などによる対症療法しかないのが現状です。また、ノロウイルスは、アルコールではなく、塩素系の消毒剤でなければ効果的な消毒はできません。消毒剤は、家庭用の塩素系漂白剤の原液を水でうすめたものでできます。併せて、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、忘年会や新年会など、家族以外との多人数・長時間の会食への参加は控えるようにしたほうがよいでしょう。

 

♯8000など行政の窓口も活用

年末年始は、かかりつけ医が休業のところも多いです。日頃から薬を飲んでいる人は、分量や期間などを確認し、早めに医師や薬剤師と相談しておいた方がいいでしょう。

年末年始の診療に対応している医療機関については、各自治体などからのお知らせやホームページなどで確認できます。夜間や休日の応急体制が例年と異なっていることがありますので、注意が必要です。

また、新型コロナウイルスだけでなくRSウイルスやインフルエンザなど、発熱を伴っている症状がある場合、、基本的には受診・相談センターなどに電話で相談し、発熱外来を受診することになります。

小さなお子さんが急な病気になった場合、病院の診療を受けた方がいいのかなどの判断に迷ったときには、小児救急電話相談が利用できます。

年末年始を健康・無事故で過ごせるように、生活のリズムを整え、過度な飲食や寝不足には十分に注意をして、2021年の新年を迎えましょう。