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なぜ、ナイフを使うのですか?

ヨーロッパのナイフ食について

ヨーロッパでは、永い間にわたり手食でしたが、17世紀になり、ナイフ食の食法が上流社会から始まります。18世紀の中頃に、イギリスでナイフ食が始まったとする説もあります。ナイフ食が一般に普及するのは、18世紀末の事です。食事の前には必ず手を洗い、手食に慣れた人々の間では、かなりの抵抗があったそうです。古代から中世まで、パンや肉を切るのは、主人の特権でした。ルイ14世は、勅令で、刃先の鋭いナイフを製造したり、持ち歩いたりすることを禁止したといわれています。凶器に変身することを恐れたのです。木製のテーブルでは、度重なるナイフによる傷跡が見苦しくなり、それおw隠すために、テーブルクロスが用いられます。ところが、皆で汚れた手を拭くので、小さく切った布としてナプキンが創作されます。

初期のスプーンは、先端が2つに分かれたもので、11世紀頃に、イタリアで初めて使われています。1533年に、イタリアのメディチ家のカトリーヌ姫が、フランスのオルレアン公に嫁いだときに伝えられます。17世紀のルイ14世のころになり、、宮廷でフォークが使われます。フランス料理が宮廷料理として完成する17~18世紀には、一般にも普及しはじめます。そして、フランス革命(1789~99)の後に、宮廷の料理人が街に出て、レストランを開くようになると、ナイフ食が一般化します。

フォークは、18世紀に、ようやく3本足になります。貝殻製のスプーンは、古代から料理用に使われています。中世には、木製になります。具が多くて汁の少ないスープは、食器に口をつけてすすったり、手掴で食べています。中世の食事では、ポタージュにスプーンが1本添えられ、、客の間を回す習慣があり、16世紀の後半には、スプーンは一般化します。日本人は、スープを音を立ててすすり込む癖がありますが、スープは、飲むものではなく食べるものです。スプーンのない時代には、パンでくぼみを作り、スープをのせて手で食べています。

古代ローマの豪華な宴席は、手食で寝転びながら、美女を侍らせたり、剣闘士に決闘させたりして楽しむものでした。古代ローマが崩壊する4~5世紀頃まで続きます。

たくさん食べるために、満腹すると、食事の途中でも吐いて、また食べたといいます。

 

13世紀の上流社会では、

① スプーンで音を立ててスープを飲まない

② 皿から直接飲まない

③ 食事中に立ち上がったり鼻をならさない

④ 食べたものははき出さない

     などの食法がありました。

 

しかし、15世紀なっても、宮廷の食事は、手食の立食で、今日のようなナイフ食はみられません。19世紀までの食卓は、行儀の悪いことが当たり前でした。19世紀になり、ようやく今日のような食法が完成します。主人が肉を切る特権も、17世紀には廃れはじめ、召使いたちが、舞台裏で行なうようになります。