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首凝りとは 1

心身の不調は首凝りが原因かも?

スマホやパソコンを長時間使う生活で、目まい、慢性疲労、うつ症状など、さまざまな不調が続く場合、その原因は”首凝り”にあるかも?

 

首凝り病とは

肩凝りとはちがいます。

多くの女性が肩凝りに悩んでいますが、全身の不調を引き起こすのは肩凝りではなく首凝りだそうです。首には、心臓や胃腸などの内臓や血管、呼吸器などをコントロールする副交感神経が通っています。そこが凝りによって異常が起きることで働きが鈍り、頭痛や目まいなど、さまざまな不調を招くのです。肩はいくら凝っても神経の異常を起こさないので、肩凝りと首凝りは分ける必要があります。

 

首凝りの原因は?

むち打ちや頭部外傷の既往も原因の一つになりますが、それが無い場合、多くはスマホやパソコンの使用など、長時間うつむく姿勢を取り続けることにあります。いわゆ「スマホ首」です。

成人の頭の重さは約4~6キロで、男女にそれほど差はありません。女性に首凝りが多いのは、首の筋肉量が少なく頭を支えるのが大変だからです。最近は若い男性でも筋肉量が少なく、首凝りに悩む人が多くなってきました。スイカの大玉に匹敵する頭の重さを、前後左右に動かしながら支えているのが、首の筋肉と頸椎です。

うつむく角度が大きいほど、首の後ろ側の筋肉にかかる負担も大きくなります。

60度うつむけば負荷は27キロにもなり、8歳の児童の平均体重に相当します。もちろん、首を支える胴体の筋肉、さらにそれを支える腰の筋肉の負担も多きくなります。

このように負荷がかかり、血流が悪くなって生じた凝りが悪化すると、自律神経に影響が出て、原因不明の症状(不定愁訴)が起きるようになります。

 

具体的な症状は?

頭痛、目まい、のぼせやイライラなど更年期障害と似た症状、うつ症状、自律神経失調症パニック障害、慢性疲労、血圧の不安定、風邪をひきやすい、体温調節ができず暖かい所や寒い所に長くいられない、目がみえにくい、ドライマウス、一つのことに集中できない、多汗、不眠、便秘や下痢などおなかの調子が不安定、手足が冷たい、認知症のような物忘れ、微熱・・・・など、多岐にわたります。注意が必要なのは、重症化すると、うつ症状から自殺を考えるようになる点です。スマホ自殺念慮との関係は、近年、調査・研究が進んでいます。

首こり病によるうつは、精神疾患の治療では治りません。首の治療を受けることで、ほぼ完治します。