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お酒を飲むのは食前・食中・食後? ワイン・ウイスキーの生い立ち 2

ワイン

ヨーロッパ系のブドウ品種からは、優れたワインが得られます。中世になると、修道院のワイン造りが盛んになり、時代とともに、神→王→貴族→庶民へと楽しむ階層が変ります。

ブドウの栽培は、雨の少ない温暖な気候が適しています。ブドウの絞り汁を主発酵させ、酵母菌により時間をかけて熟成します。

製造方法の違いから、

① 非発酵性ワイン

② 発酵性ワイン

③ アルコール強化ワイン 

            に分けられます。

また、色調の違いから、

① 赤ワイン

② 白ワイン

③ ロゼワイン

           に分けられます。

アルコール分は、12%前後です。

また、醸造法の違いによりさまざまなワインができます。 例えば

① 赤ワインは、絞りかすを一緒に仕込み、皮のなかの赤い色素のアントシアンを溶出

  させます。

② シャンパンは、フランスのシャンパー二ュー州で偶然発見されたもので、、ワイン

  を再発酵して造ります。

 

ワインはアルカリ性の強い果実酒ですから、肉などの酸性食品に最適の飲料といわれます。消化を促進し栄養分が多く、健康飲料としての価値も高いのです。日本へは、室町期に、南蛮文化とともに伝えられました。フランシスコ・ザビエルを始め多くの宣教師により紹介され、キリシタン大名・信長・秀吉・家康も、ワイングラスで飲んでいます。

 

ウイスキーの生い立ち

アルコール分を強めたブランデーやウイスキーのような蒸留酒は、16~17世紀にはヨーロッパのいたるところでつくられるようになった。それが材料の関係で、ヨーロッパの北部では穀物を使ったウイスキーになり、、南部ではブドウ酒をもとにしたブランデーになった。ブランデーには、オランダ語の焼いたワインという意味があります。ウイスキーは、オオムギやライムギなどの穀類に、オオムギ麦芽モルトを加え、糖化・発酵させた蒸留酒です。カシ樽で3年以上貯蔵すると、熟成により独特の芳香と鮮やかな褐色を呈します。アルコール分は高く、40~43%あります。

ケルト語で生命の水を意味するウイスゲバハは、16~17世紀にかけて、スコットランドの家庭で造られます。そして、18世紀頃から商業的に出回るようになり、ウイスキーと呼ばれるようになります。発祥地には、スコットランド説やアイルランド説があります。19世紀の後半に、スコッチウイスキーが現れます。

製造方法から、モルトウイスキー・グレインウイスキー・ブレンレッドウイスキー・バーボンウイスキーに分けられます。今日では、スコッチ・アイリッシュアメリカン・カナディアン・ジャパニーズなどが好まれています。麦芽ウイスキー穀物ウイスキーを混ぜ合わせた、ブレンデッドウイスキーが、世界の主流をなしています。

日本には、寛永6年(1853)に、ぺりーが来航したときに伝えられています。

国産ウイスキーは、スコットランドと気候風土が似ている山崎の地(京都府)で、大正12年(1923)の関東大震災の1ヶ月後に誕生します。ちなみに、薄めて飲む水割りは、日本人の創作です。

 

アルコールに弱いので、あまり飲むことはありませんが、ワインはフランスワイン・ドイツワイン・イタリアワイン・カリフォルニアワイン・チリワインなど、飲んだことがあります。(少しですが)。私が一番美味しいと思ったワインは、イタリアのトスカーナで飲んだ「キャンティ・クラシコ」です。とてもおいしかったです。

日本料理のお店で、ワインを出してくれる店があり、職場の同僚と食事に行ったとき、隣の席にいた方が飲んでいたワインが、同僚の生まれた年のワインで、同僚が、私の生まれた年と言った所、隣の方が飲んでみませんかと、頂いたことがありますが、そのワイン(フランスワイン)も美味しかったです。チリワインは、安くて飲みやすいと思います。カリフォルニアワインはクルーズ船でいただきました。