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西洋料理の特徴 2

イギリス料理

イギリスには、美味しい料理がないという人もいます。美味しくないという人は、1年中、変化に乏しいから、料理には手間暇かけずに短調だから、塩茹で料理が多いからなど、フランス料理と比較したりします。しかし、イギリス料理を好む人は、長い伝統があり、素材をよく生かし、健康的であると指摘します。

イギリス料理の特徴は、

① 魚料理が豊富で、ニシンやタラの燻製、フィッシュ・アンド・チップス、スモークド・サーモンがあり、

② 伝統的な肉料理に、ローストビーフビーフステーキ、アイリッシュシチューがあり

③ ウスターソースやケチャップがあり、マーマレードも独特で

④ 紅茶の国として、、イングランド北部に伝わる、紅茶を飲む習慣はハイ・ティーと呼ばれ

⑤ ヨークシャープディング、ミートパイ、ウェルシュラビットがあり、

⑥ オートミール、サンドイッチ、ジンジャーブレッドがあり、

⑦ スコッチウイスキーの本場でもあります。

 

イタリア料理

温暖な気候風土に恵まれ、食べているうちに楽しくなるのがイタリア料理です。味が良く、食べる雰囲気も庶民的です。イタリア人はアモーレ、カンターレ、マンジャーレが大好きで、恋を囁き、よく歌い、よく食べます。至る所に食べるところがあります。一流の店のリストランテ、味が評判のトラットリア、立ち食いのタボラカルダ、ピッツアがあるピッツエリア、ビアホールのようなビッツエリア、酒もコーヒーもあるバー、昔風の飯屋のタベルナがあります。1871年統一国家になったイタリアは、地域ごとに特色のある食文化が形成されます。ボローニア・ベネチアナポリ・ローマ・トスカーナなどです。

イタリア料理は、豊富なアンティパスト(前菜)に始まり、プリーモピアット(スープ、パスタ、リゾット)、セコンドピアット(魚・肉料理)、そして、ドルチェ(デザート)で終わります。ボリュームの多いことは天下一品で、パスタ(スープ)で満腹ダウンしないように、時間をかけて、大声で歌い腹を空かせるバイキングスタイルの店もあります。

イタリア料理の基本素材は、ガーリック・オリーブ油・トマト・パスタです。ポモドーロと呼ばれるトマトには、地中海の太陽の恵みを受けた黄金のリンゴという意味があります。トマトは、16世紀に、メキシコやペルーの新大陸から伝えられます。当初は観賞用や薬用でしたが、栽培がイタリアの気候風土に適応して、パスタや各種料理に欠かせないものとなります。トマトは、粉チーズとも相性がいいのです。パスタは、スープの類いで、スープの中に入れるパスタ・インブロード、煮込んだソースをかける乾いた状態のパスタ・アシュッタがあります。後者が、めん好きな日本人の嗜好に合い、日本では一品料理のスパゲティになりました。