世界の代表的な料理 2
クスクス アフリカ
アルジェリア・チュニジア・モロッコなど、北アフリカの代表的な料理。荒挽きのコムギ粉を練り、アワ粒ほどの大きさに丸めて蒸したもの。
クッパップ 韓国
朝鮮半島のスープ飯。米飯に、肉・野菜を煮込んだ汁をかける。クッは汁、パップは飯のこと。汁かけ飯という意味になる。
アメリカ南部ルイジアナ州のジャズの本場、ニューオーリンズ地方の料理。
コメ・トマト・エビ・カにを用い、とろ火で煮込んだ料理が多い。
ザクースカ ロシア
オードブルの元祖といわれるロシア料理の前菜。帝政ロシアの時代から、ロシアでは会食の前に賑やかにザクースカを出し、ウォッカを勧めた。
サテー インドネシア
羊肉の串焼き料理。イスラム教徒は豚肉を食べない。マレーシア・タイ・シンガポールでも好まれている。ソースは多彩で、強い辛味は共通である。
サングリア スペイン
スペインの代表的な甘い飲み物。赤ワインに、レモン・オレンジ・パイナップルなどの果汁と砂糖を混ぜ合わせたもの。血の色に似ている。
スコーン イギリス
スコットランド地方の代表的なパン。ソーダーブレットともいう。アメリカのホットビスケットに似ている。円形で焼きたてがよい。
スモーガスボード 北欧
北欧3国に発達したスカンジナビアのオードブル料理。スモーガスはバター付きのパン、ボードはテーブルの意味。オープンサンドイッチ。
トムヤンクン タイ
タイの代表的な辛味・酸味のあるスープ。トムは煮る、ヤムは調味料、クンはエビのこと。直訳すると、エビ入り辛味煮込みとなる。
トルテ ドイツ
ドイツのショートケーキ、果物パイのこと。もともとはスポンジケーキに、ジャム・クリームをサンドしたもの。ザッハ・トルテが有名です。
東坡肉 中国
杭州の名物料理。11世紀の宗の詩人・蘇東坡は、豚肉を弱火にかけて忘れてしまい、その美味に驚き好んで作ったといわれる。
パエリア スペイン
スパニッシュライスともいう。スペインのバレンシア地方の炊き込みご飯。獣肉・魚介・トマト・サフランを加え、ブイヤベースで炊き込む。
ハンバーグをイギリス生まれのバンズで挟んだサンドイッチ。明治37年(1904)に、セントルイス万国博で、客を30秒以上待たせないものを創作し評判となる。
ハンガリー地方の羊飼いが好むシチュー。9世紀頃からの歴史がある。牛バラ肉の煮込み。トマト・パプリカ入りのビーフシチュー。