西洋料理の特徴 3
イタリア料理の特徴
① 仔牛肉・鶏肉・兎肉・野鳥・イか・タコ・ムール貝・アサリ・エビなどの素材や、料理の種類が豊富で
② 北イタリアには、野鳥・チーズ・魚介や、リゾット・ポレンタ・手打ちパスタがあり、バターやクリームなどの乳製品をよく使い、仔牛の骨髄煮込みのオッソブッコは、日本でもよく知られており、中部イタリアには、鶏・羊・仔牛肉の料理があり、南イタリアには乾燥パスタ・ピッツアがあり、トマト・オリーブ油をよく使い
③ キャンティ・マルサーラなどのワインは、イタリア料理には不可欠でアリ、
④ アイスクリームの本場で、美味しいジェラートがたくさんあります。
*イタリア旅行に行ったときに、ローマの「トレビの泉」で食べたジェラートの美味しかったこと、感激しました。(本当は、ローマの休日で、オードリー・ヘップバーンが食べていた「スペイン広場の階段」で食べたかったです。)
*トスカーナで飲んだキャンティ・クラシコもおいしかったです。
イタリアはもう1度、行きたいと思っています。
スカンジナビア料理
スカンジナビア山脈に囲まれた、ノルウェー・スウェーデン・フィンランド・デンマーク・アイスランドの北欧諸国は、夏が短く冬の永い北極圏に近い厳しい自然のなかで、静かな雰囲気の都市が多く、酪農や水産に積極的に取り組んでいます。
スカンジナビア料理の特徴は
① 北にいくほど美味しいジャガイモ栽培が盛んで主食の座を占め
② 酪農や水産に恵まれ、肉や魚は、塩漬け・マリネ・燻製に加工して貯蔵し
③ スウェーデンには、スモーガスボード、デンマークにはオープンサンドイッチがあり
④ たんぱく質や脂肪を比較的多量に摂取し、
⑤ 豚の皮をガリガリに焼き細く切った、クラックリングという変った料理があり
⑥ デンマークには、古い伝統のビールがあり、
地中海と大西洋に囲まれ、イベリア半島の大半を占め、陽光に輝くスペインの大地は、ピレネー山脈で仕切られ、隣のフランスとは異なる食文化を展開しています。
古代ギリシャやローマの影響を受け、中世には、バァンダル人・西ゴート人・アラビア人が侵入し、大航海時代のイザベラ女王の頃には、コロンブスが遠洋航海に成功し、世界に君臨する国となります。
スペインは、8~15世紀にかけて、イスラム文化の強い影響を受けています。このような多民族国家として、光と影の国といわれるように、民族ごとに、異なる食文化が培われています。例えば、内陸のアラブ系の人々は、肉食を主とし、地中海沿岸では魚介を好みます。ユダヤ人・ケルト人・ローマ人・バスク人・西ゴート族も加わり、複雑な食習慣を形成しています。