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食べ方の違い

手食文化圏 手づかみで食べる

箸食文化圏 古代中国を起源とする

ナイフ・フォーク・スプーン食文化圏 17世紀以降ヨーロッパの上流階級により使用

等の3つの文化圏に大別されます。

 

手食文化圏

まぜる、つかむ、つまむ、はこぶという機能があります。

特徴は、回教圏、ヒンズー教圏、東南アジアでは厳しい手食マナーがあります。

    人類文化の根源です。

地域は、東南アジア、中近東、アフリカ、オセアニアなどです。

人口としては24億人で一番多く(40%)をしめています。

 

箸食文化圏

まぜる、はさむ、運ぶという機能があります。

特徴は、中国文明の中で火食から発生しました。中国・朝鮮では箸と匙がセットです。

    日本では箸だけです。

地域は、日本、中国、韓国、北朝鮮、台湾その他です。

人口としては18億人(30%)をしめています。

 

ナイフ・フォーク・スプーン食文化圏

切る、刺す、すくう、運ぶという機能があります。

特徴は、17世紀フランス宮廷料理の中で確立されました。パンだけは手で食べます。

地域は、ヨーロッパ、ロシア、南北アメリカです。

人口としては18億人(30%)をしめています。

 

手食

すべての民族が経験した食べ方であり、食事の基本です。箸やフォークなどを使って食べている人々も、おにぎりやパンを食べるときには、今もなお手食の文化を持ち合わせています。さらに、手食は宗教と深く結びついていることを忘れてはならないです。

神聖な食べ物を食べるには手が最もふさわしいとされ、ヒンズー教イスラム教においては、食事に使用される手は右手であると決められています。したがって、これらの宗教を信じる人々にとっては、厳しい手食のマナーがあります。

食物禁忌の所で、手食のマナーを書いたと思いますが。再度書いておきます。

「手食のマナー」

   食前に手を洗う

   右手を使う

   3本の指で食べる

   食事中に指をなめてはいけない

   食後に手を洗うなどがあります。

 

箸食

箸を使うのは中国をはじめとして、日本、韓国、台湾、ベトナムなど中国周辺諸国です。中国から日本へ箸が伝来したときはさじも一緒であったが、日本独自の文化が充実するとともに箸のみとなり、現在につながる箸の文化ができあがりました。日本の食文化は箸と密接な関係があり、箸の持ち方、使い方に関する食事作法は非常に多いです。

 

ナイフ・フォーク・スプーン食

主に狩猟、牧畜を営む地域において、肉を切り分けるためのナイフは不可欠でした。ナイフが使われ始めた初期の頃は、食べ物の配分の権限をもつ家長がナイフを持っていたといい、主に調理用、給仕用として使われていました。

ナイフやフォークが食卓の食器となったきっかけは、16世紀にイタリアにメディチ家

カトリーヌ姫がフランスのオルレアン公に嫁いだことによるといわれています。

当時、交易で繁栄していたフィレンツェからは、さまざまな料理や料理人と一緒にナイフやフォークを使う食事作法も届けられたのです。ヨーロッパの各王家にも受け入れられると、さらに、ヨーロッパが植民地としていた南北アメリカにもこの食法が持ち込まれたのです。