想い出の旅 愛媛
日本三古湯で知られる名湯で、開場3000年の歴史を誇る温泉です。
年間百万人もの観光客が訪れる、愛媛県の代表的な観光名所です。
道後温泉の基本
1. 日本最古の温泉で、有馬温泉・白浜温泉と並び、日本三古湯といわれ、古くは「古
事記」や「日本書紀」にも登場しています。近世に現在の温泉の原型ができ、現在
の三層楼の姿になったのは明治27(1894)年です。
2. 有名人に愛された名湯です。正岡子規、与謝野晶子、伊藤博文など数々の文人や著
名人に愛されてきた道後の湯。松山中学の英語教師として赴任した明治の文豪、
夏目漱石の小説「坊っちゃん」にも「住田温泉」として登場しています。
3. 実は美肌の湯です。泉質は肌への刺激が少なくなめらかなアルカリ性単純温泉。
道後温泉では、お肌すべすべの美人の湯を無加温、無加水の源泉かけ流しで堪能
できます。
4. 個性豊かな3つの外湯があります。国の重要文化財で現役の公衆浴場の道後温泉本館
2017年に誕生した道後温泉別館 飛鳥乃温泉、道後温泉椿の湯の3か所で道後の湯
が楽しめます。
道後温泉 本館
明治の姿を今も残す道後温泉のシンボルです。明治27(1894)年改築の木造三層楼の近代和風建築で、現役の公衆浴場としては全国で初めての重要文化財です。
当時の面影がそのまま残る館内には、浴室や休憩所が細い廊下や階段で複雑に結ばれています。
本館は、夏目漱石の「坊っちゃん」にも登場していており、本館の前で記念写真を取ったり、温泉に入って楽しんだり、街を散策して嬉しかったです。
西日本最大級の城郭で、武将、加藤嘉明が慶長7(1602)年より築城を開始し、四半世紀かけて完成。標高132㍍の勝山山上に本丸、中腹に二乃丸、ふもとに三乃丸を配して連郭式平山城で、天守をはじめ、現存する21棟の建造物が重要文化財に指定されています。春は桜の名所としても有名です。
天守 3重3階地下1階の層塔型天守。江戸末期に再建され、内部には甲冑や書状などの資料が展示されています。最上階からは市街が一望できます。
一の門 天守に通じる本壇入口を守る門で、櫓や小天守に囲まれて迫力があります。
筒井門 松山城最大の門で、築城の際、伊予郡の松前城から移築されたと伝えられる。
正面の固めを構成する、城内で最も重要で堅固な門です。
石垣 迷路のような石垣の重なりや美しい扇勾配がポイントです。城の南側には、ふもとの二の丸と標高132㍍の本丸間の防備に用いた全国的にも珍しい「登り石垣」が現存しています。
文豪たちが愛した城下町
坂の上の雲ミュージアム 司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」の主人公である秋山好古・
真之兄弟、正岡子規ゆかりの資料を展示しています。
子規堂 子規のの旧宅を模した文学資料館で、正岡子規が17歳で上京するまで暮らしていた旧宅を再現。愛用の勉強机を置いた部屋に、紀行文や写生帳を展示しています。
秋山兄弟生誕地 秋山兄弟の生家を復元しています。秋山好古の騎馬像や真介の胸像、
直筆の書、史料を展示しています。