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世界の料理 アジア2

インド料理

 広大なインドでは、料理にも地域差がある。回教系のムガール帝国の影響を受けた、

 北西インドでは羊や鶏を使った料理が多い。戒律により牛肉を食べないヒンズー教

 の多い南インドでは、野菜や豆を使った料理が多い。カルカッタなどの東部インド地

 方では魚介類を中心とした料理が多い。主食は、南部では米、北部ではナンなどのパ

 ンである。このような地域差はあるが、共通しているのはターメリック、ガラムマサ

 ラなどの香辛料を使ったカレー料理を食べるという点である。また、飲み物は、南部

 ではコーヒー、北部では紅茶を飲用している。

 

 代表的な料理

  カレー料理  ナン  チャパティ(平焼きパン) ラッシー  マサラティー 

  タンドリーチキン(鶏の焼き肉)  チャイ(ミルクティー

 

  タンドリーチキン タンドールという大きな釜で、串に刺した鶏肉を焼いた料理。

           ヨーグルト、塩、こしょう、ターメック、カイエンペッパー、

           ガラムマサラなどに鶏肉を半日くらい漬け込んでから焼く。

           ハレの日の料理である。

 

 ガラムマサラ   カレーなどのインド料理に用いる混合香辛料。

          黒こしょう、ガルダモン、クミン、コリアンダーなどがブレンド

          されている。

 

 チャパティ    インド北部の主食。全粒の小麦粉を水で練り、発酵させずに薄く

          円形に伸ばして鉄板で焼いたもので、主にカレーとともに食べる

 

 ナン       タンドールという窯の内側に、小麦粉を味時で練り、自然発酵さ

          せた生地をわらじ型にして貼り付けて焼いたパン。

 

 

 「魚醤」

   アジアの中でも、特に東南アジアの国々では、魚醤などの発酵調味料を使用する

   のが特徴的である。魚醤は、塩漬けした魚を発酵させたものだが、国により、

   材料、名称が異なる。

 

   魚介類の発酵調味料

    日本   しょっつる(魚醤)、いかなごじょうゆ(魚醤)

    中国   えびみそ

    インドネシア  タラシ、サンバル(タラシにとうがらし、にんにく、玉葱、

            塩、砂糖、サラダ油などを混ぜたもの)

    ベトナム ヌクマム(魚醤)

    タイ   ナムプラー(魚醤)、ヵピ(えびの塩漬け)

    カンボジア   タック・トレイ(魚醤)、ポホッ(魚の塩辛)

            カピ(えびの塩漬け)

    フィリピン   パティス(魚醤)、バゴオン(魚の塩辛)