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空腹時間をつくるメリット 2

イライラは最初の1ヵ月

挑戦する際に知っておきたいのは、最初の1ヵ月は、どうしてもイライラしたり、どか食いしてしまったりするということ。しかし、1ヵ月を越えると平気になってくるので、安心して下さい。ただ、イライラして、仕事や生活に支障が出てはいけません。そういうときはナッツを食べるようにしましょう。ナッツには、コレステロールを下がる不飽和脂肪酸が豊富で、良質なタンパク質、食物繊維、ミネラル、ビタミンなどがあり、心臓保護・抗がん・抗酸化などの作用が期待できます。ナッツを1週間に7回以上、1回につき約28グラム(一つかみ程度)食べる人は、全く食べない人と比べて、約20%死亡率が減少するという研究結果もあります。ナッツが苦手という人は、無糖のヨーグルトや生野菜サラダ、チーズでもいいでしょう。いずれにしても慣れるまでの”橋渡し”として考えて下さい。外からエネルギーが入ると、飢餓状態ではなくなるので、オートファジーは働かなくなります。最大限の効果を得るためには、エネルギーを取らないことが条件になります。

簡単な筋トレは必要

今回の食事法について、注意すべき点があります。血糖値が乱高下するグルコーススパイクは、空腹時間が長い分、どうしても起こりやすくなります。食事の際は、野菜や肉、魚を先に食べるなど、急激な血糖値の上昇を抑える工夫はしたいところです。

特に、妊婦の方をはじめ、食事回数を増やすなど血糖値の乱高下を抑える治療をしている人はやらないようにしてください。また、子供に対しての効果と安全性は確認されていませんので、未成年も対象から除外となります。

16時間以上、挑戦してみたいという人がいるかもしれません。ただし、24時間を越える場合は、体への負担が大きいので、医師の指示のもとで行なうようにしてください。

最後に、腹筋、背筋、スクワットなど簡単な筋トレを、無理のない程度でいいので行なうようにして下さい。空腹時間をつくると、脂肪だけでなく筋肉も燃やして、エネルギーに変えてしまいます。筋肉量を維持する努力が求められます。高齢者にとっては、体を支える筋肉が減ってしまうこともあるので注意してください。

無理せずゆるりゆるり

大事なことは、やはり継続です。そのためにも、できる範囲で、ゆるりゆるりとやっていくのが大切です。さまざまな健康法がありますが、長続きしなかったり、欲望を抑えつけた反動が強かったりするものがあります。それは、無理がある証拠。ストレスが強すぎる方法ともいえます。確かに本格的な効果を望むのであれば、16時間空けてほしいところですが、最初は12時間から始めてもいいでしょう。毎日出来ない人は、週に1回でも十分。それでもオートファジーによるリセット効果は得られます。また、続けていくうちに、空腹である事が平気な”空腹力”が鍛えられてきます。こうなれば、もうストレスは感じなくなります。そのうえで、たまには暴飲暴食をしてしまっても、いいです。大事なことは、無理なく続けることです。日々の食事を楽しみつつ、自分の生活に合わせたスタイルで挑戦してみてください。

 

ポイント

 ① 1日16時間は「何も食べない」

 ② どうしても食べたいときはナッツ

 ③ 12時間でも、週1回でもOK