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日本に蔓延する同調圧力 2

共同体主義が生み出す改革やイノベーションに大敵

 

異質なものをいれること

同調圧力を避けるためにはどうしたらいいのでしょうか。

組織としては、異質なものを大切にすること。これまで、異質なものが入ると効率が落ちると考えられてきました。でも今は、それが必要です。ダイバーシティ(多様性)が話題になっているように、多様な視点を持つことで、新しい商品が生み出せたり、消費者のニーズに応えられたりします。また、少数の異論を認める姿勢を大切にしたいもの。会議を開く場合でも、同じ意見一色にならないような工夫が必要です。全会一致で決定するというのは、一見いいように見えますが、議論ではなく忖度が疑われます。それに、議論が活発になれば良いアイデアがうまれるはず。

一方、個人が取れる対策としては、いくつかの集団に帰属することが一番です。共同体で同調圧力が生まれるのは防ぎようがないので、それによって心が壊されないようにしましょう。一つの集団で圧力がかけられても、他の集団で認めてもらえばいいのですから。また、真正面からの対策であれば、どうして圧力をかけられるのかを分析してみてはいかがでしょうか。例えば、会社で先に帰りにくい雰囲気の時。自分が先に帰っても周りの人に迷惑を掛けないようにしたら、分かってもらえるかもしれません。先に帰るけれども自分の仕事は自宅でするなど、働き方に工夫をしたらいかがでしょうか。

それでもダメというのは、悪しき共同体主義です。自分の心が病まないうちに、他の集団に逃げ込むことをお勧めします。