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読書のススメ 1

本を開くと英知が再生する

人生を深める視座や積年の成果が

本には、小説をはじめ、専門書や実用書、ビジネス書から趣味に関するものなど、多くのジャンルがあります。それらは、何かを研究している人や独自の目線で世界を見ている人が、誰かに伝えたいと、時間をかけて書いたものです。人生に深みを与えてくれる視座もあれば、何年もかけて追求し得られた知識や情報、たどりついた成果などが積み込まれています。本を開くことで、いつでも、そうした英知を再生できるーーーこれが読書の魅力の一つだと考えます。また、あらゆる国や時代のあらゆるタイプの人、たとえ、すでに他界している人であっても、その人の言葉や感性に触れることができる。ほんほど、マイペースで容易に多様な人と出会えるものはありません。

 

本は身近な世界一周旅行

普段から「書店」ではなく、「本屋」と思っています。ニュアンスが少し異なると思います。書店は、本が陳列されている所といえます。意味合いが空間や場所に寄っています。一方、「本屋」という言葉には、本を揃えて売買する人」「本を専門とする人」の意味も含まれ、人に寄っているイメージです。本に携わる「人」があってこそだと思うので「本屋」と愛着を持って使っています。本屋を例えるなら、「一番身近にある世界一周旅行ができる場所」といえるのではないでしょうか。そこには、世界中のあらゆることが書かれた本があります。ぐるっと一周するだけで、これまで関心がなかったものに興味を覚えることや、今まで知り得なかったことへの偶然の出会いがあるかもしれません。その意味で、本屋に行くことで未知の世界に出会えるチャンスがあるのです。オンライン書店を利用している人もいるでしょう。レビューを通して感想や意見を参考にすることも容易です。本屋で探したり、取り寄せてもらったりする手間もありません。関連の本をさがすのもてっとり早い。ただ、逆にいえば、目的の本があることが前提です。オンラインは、売り場が画面の中しかない。本屋と違い、視界に入ってくる本は、どうしても限られます。そのため、未知との出会いは少ないといえます。