お彼岸のお寺参り
今日は、敬老の日ですが、彼岸の入りをしているので、お寺にお参りに行きました。
去年、母が亡くなり、父も51年前になくなっているので、2人の墓参りです。
51年前に、父が亡くなった時、突然だったので、なにもわからなくて、田舎に連絡をして、そのお寺を紹介してもらって葬式をしたので、そんなに格式の高いお寺とは知らなかったです。
檀家も多く、葬儀社の方が言われるには、来て頂くのに相当高いのではないかとの事でしたが、うちは、檀家ではなくて、納骨堂があるだけなので、それほどでもなかったです。
母の葬式に来て頂いた、住職さんが51年前に父の時の住職さんと同じ方だったので、ビックリしました。
今は隠居しているとのことで、お孫さんと共に葬儀に来てくれました。
偶然てあるんですね。
曹洞宗は、中国の禅宗五家の一つで、日本仏教においては、禅宗の一つ。
鎌倉仏教の一つです。
本山は、永平寺・総持寺で、専ら、座禅に徹する黙照禅であることを特徴とするが、
仏陀つまり悟りを開いた人・目覚めた人の教えであるので、出家在家にかかわらず求道者各自が、悟りを開くことを標榜する。
お釈迦様を本尊にしている仏教を代表する宗派である。
道元禅師は正伝の仏法と座禅を人々に広めて行った。
座禅をすることによって、仏の姿に近づけるというのが曹洞宗の考え方であり、修行でも座禅は重要な意味を持っています。
人間は本来仏の心を与えられており、正しい生活をすることによって、仏の心が現れてくるというのが曹洞宗の考え方です。
苦しみの元になる自分勝手な考え方を改め、自分以外の人や、ものの命を大切にすることで、「仏心」に近づくことができるというのが曹洞宗の信仰です、とお寺の案内に書いてありました。
小さいときから、葬式に出るたびお坊さんのお経を聞いていたのに、何にも知らなかったのが恥ずかしいかぎりです。
アップルの創始者であるスティーブ・ジョブスが、禅に興味を持って、永平寺で修行をすることを希望していたとの記事を読んで曹洞宗のことに興味を持ちました。
自分の家の宗派が曹洞宗だったのに、外国人が興味を持っていたと聞いて改めてお寺に興味をもつなんて、おかしなものですね。