72歳でブログはじめました!!

72歳のおばあちゃん!ブログ挑戦中!!

私たちが見ているもの 1

スマートフォンタブレット端末などの普及に加えて、コロナ禍によって外出自粛が求められたことで、そうした機器を自宅で使う時間が大幅に増加し、私たちの眼には重い負担がのしかかっています。オーストラリアの研究機関は、2010年には20億人だった近視の人口が、50年には世界人口の半分に当たる50億人になると試算。WHO(世界保健機関)は、このデータを引用した上で、近視の増加に伴って、失明する人の数も急増する可能性があると警告しています。

 

視力低下を防ぐ心掛けを

なぜ、眼は悪くなるのでしょうか。それはスマホなどを使う時間の長さではなく、同じ距離の物を見続けることが要因と考えられています。物を見る際、その距離に応じて眼の筋肉はピントを合わせますが、この距離が変らないと筋肉の緊張状態が続き、これが眼の疲労を蓄積させ、視力低下につながってしまうのです。最近では、眼精疲労やドライアイといった症状だけでなく、「手元が見えにくい」「夕方は物が見づらい」といった老眼の症状に悩む若年層も増えています。このほか、スマホの使いすぎで片方の黒目が内側に向き、物が二重に見えてしまう急性内斜視も増加傾向にあります。

こうした眼の機能低下は、肩凝りや頭痛といった症状につながることもあれば、心や脳に影響を及ぼすこともあります。強度の近視となった患者を対象にした調査では、うつ症状や不安障害となる方の率が高くなることが分かりました。また、視力低下で、認知症が疑われる割合が高くなるとの報告もあります。

そもそも現代において、デジタル機器を使わないで暮らすことは難しいかもしれません。しかし、心掛け次第で視力低下を防ぐことはできます。例えば、近視は30㎝以内を見る時間が長くなると進行することが分かっているので、画面との距離を30㎝以上離して見ることが大切です。仕事などで長時間使わなければならない場合も、20分に1回、20秒程度、遠くを眺めることで、近視を防ぐ効果があります。

今、近視予防として注目を集める一つに、1日2時間以上の屋外活動があります。

実際、台湾では約10年前から小学校で2時間を目標にした屋外活動を実施しており、近視の子どもの割合を世界で唯一、減少させました。太陽光に含まれる紫の光に近視予防効果があることは、日本の研究でも証明されており、屋外活動はデジタル機器に触れる時間そのものを減らすこともできます。最近、子どものスマホ利用やゲーム時間の増加が問題になっていますが、大事なのは大人が模範を示すことです。子ども達の眼を守るためにも、大人がスマホに熱中するのではなく、子どもと一緒に外に出て体を動かしたり、会話の時間を持ったりするなど、予防に努めてもらいたいと切に願っています。

太陽の道 2

伊勢斎宮の東岸、宮川の川口から真東を望むと扁平な答志島と、はるかに伊良湖岬の間に鋭くとがった神島をみることができる。神島からさらに東へ、渥美半島沖から遠州灘を通り御前崎をかすめて進むと伊豆半島の先端に至る。ここに加茂郷がある。やや北に振ると房総半島の南端に鴨川町、その背後にまたしても加茂郷がある。この鴨川町の附近には「旭の森」という山があり、古くは「嵩ケ森」とも呼ばれていた。ここには建長5年(1260)の春分に近い旧4月28日早暁、山頂に立って太平洋から登る太陽に向かって合掌し、「南無妙法蓮華経」の題目を始めて唱えた日蓮の姿があった。だが日蓮はお題目の第一声を挙げる地としてどうしてここを選んだのか。本来仏教には朝日を拝むという思想はない。浄土教に説く日想感も主として夕陽の美しい光景を示すもので、旭日を拝する思想は常世の信仰につながるもの、つまり日本的思想である。日蓮はその名の示すごとく、こうした日本的思想の上に仏教理念を重ね合わせることによって、さらに広い布教を試みたのではあるまいか。ここに日本的仏教の一端を見ることができると同時に、日蓮がその聖地として旭の森を選んだ理由の背後には、はるかな昔、常世の国を求めて移り住んだ人々の、尚さらに東へと求める願いが籠められているように思われる。

次に夕日を追って西に進んでみると、二上山・伊勢の森と鎮魂の山に続いて、小豆島、次いで岡山附近に上陸し、さらに西に進むと、大和ーーー鴨川間とほぼ等距離約500キロで日本海に入るが、その海岸に山口県須佐町がある。夕日を見る古代人は、その彼方に国を思い、やがて東から太陽と共に再来するであろう事を祈って、西海はるかにも、常世に通じる道を見ていたことでしょう。日本人の精神生活の原点において、空気のように取り巻いている東方指向性こそ、万象の中の原理として支配している太陽の道に基づくものだ、といえるのではないでしょうか。

大和を中心に東西千キロに及ぶ太陽路線とは、すばらしく雄大なロマンではないでしょうか。

  倭は 国のまほろば たたなづく青垣

    山隠れる 倭しうるわし

大和は国の中心、神と人との共に造り住む理想郷、と詠むこの歌に太陽路線を重ね合わせて思うとき、古代人の大和に対する敬愛の念が彷彿とする思いである。

太陽の道の設定には、太陽の出没を観測することによって決定したのではないだろうか。だが太陽は、北緯34.5度に当たる太陽の道の線上では、南北に約60度の振幅を持っている。では一体古代人はどんな方法で、太陽による東西線を決定したのか。こんな想いをはせながら太陽の道を歩いてみたいと願っている。

太陽の道 1

北緯34度線上にある奈良県の箸墓を中心とする東西約200キロの直線上に、日の神を信仰する古代の祭ひ遺跡が並んでいて、その線が北緯34度32分線上に一致するというところから「太陽の道」と呼ばれるようになった。太陽の道の東の端は伊勢の斎宮跡。西の端は淡路島伊勢の森(伊勢久留麻神社)。この二つの「伊勢」の間に、古代遺跡や古い由緒をもつ神社が点在している。共通点が太陽の祭ひに関係があり、磐座・岩石が信仰の対象となり、女性の祭ひ者のイメージが感じられるとされる。太陽神の祭ひに深い関わりをもった古代の「聖線」。すなわちこれが「太陽の道」と名付けられるゆえんである。桜井市では、長谷寺三輪山檜原神社国津神社・箸墓が線上に浮かぶ。古代王朝の政治的効果を狙って策定されたと考えられるが、地図や磁石のない時代に、東西の直線を引くことができたとするなら、古代の測量技術に驚嘆すべきである。

伊勢斎宮跡 → 室生寺 → 長谷寺 → 檜原神社 → 箸墓古墳 → 大阪山(穴虫峠) → 大鳥大社 → 淡路島(伊勢の森)

その中には、「日置」の地名も挙げられる。このライン上には、比企・引野・戸木など、関連するものも含め、多くが含まれている。さらに、日置(ひおき)とも近い、舟木(ふなき)。もとより西端の淡路の石上神社は、古代の造船集団である舟木氏との関わりが指摘されるが、東端の神島は奇しくも伊勢湾の海上交通の難所としても知られる。古代には、太陽の出る所、そこに永久不変の国ユートピアがあると信じられていた。穴向峠を西に進むと河内平野から大阪湾に入り、さらに海上に線を押していくと淡路島の「伊勢の森」に到達するのである。伊勢の森とは、伊勢の神の山という意味になり、ヤマトを中心として東西ほぼ等距離に伊勢の神が居る事になります。

このことは”まほろば”を中心に日の出の地と日の入りの地のそれぞれに、太陽神を祀ったことを示しています。これは充分考えられることで、朝日の三輪山と夕日の二上山を、それぞれ東西に延長したのが、伊勢と伊勢の森になるわけです。このふたつの伊勢は、初期大和国家の両端を示し、その規模と国家観念を物語るもののようである。

大和を中心とした二つの伊勢は、日出る地と日没する地、すなわち常世に近い斎の地として設定されたものであろう。太陽の事を「天道」と呼ぶが、この東西約160キロに及ぶ太陽の道はまさに天道である。

食べること 話すこと 3

人間の口は言葉を生み その力で協力をしてきた

生物で異なる味覚

生物の舌には、こうした進化の過程が詰まっています。人間が感じる味覚は、甘味、酸味、塩味、苦み、うま味ですが、この5種類とも水溶性で、逆に水に溶けないものの味は感じません。これは、人間の祖先が海で暮らしていたことが由来と考えられています。ちなみに、辛い物が好きという方をいらっしゃると思いますが、辛味は水に溶けないため、味としてではなく、痛みとして感じています。また、この味覚は、生物によっても感じ方が異なることが知られており、ネコは甘味を感じません。これは例えば、笹を好んで食べるパンダや、ユーカリの葉を食べるコアラなど、それぞれの置かれてきた環境や食習慣に合わせて、舌が進化してきたことを表わしています。

その上で、人間の舌は、ほかの生物にはない独特の進化を遂げました。それは、手のように器用な舌を使って口の中に多様な空間を作り、言葉を生み出した事です。

先ほど、舌は獲物を捕るために発達したと述べましたが、人間はそうした使い方ではなく、会話によって協力し会うことで、獲物を捕ることを選択したのです。こう考えると、会話とは、生きて行くために必要不可欠なものだということが分かります。

言葉を操る人間の口は、心とも密接に関係しています。例えば、心の持ち方で、一部の方に味覚障害が現れることが分かっています。これは心が口に与える影響です。その逆もあります。最近はコロナ禍で会話の機会が減少しており、心の健康への影響が指摘されています。その原因として、会えない孤独感などが想定されますが、そもそも口を動かさないことが心に与える影響もあるのです。よく野球の試合で、ガムを噛みながらプレーしている選手を見ますが、それは気持ちが落ち着く唐です。実は、口をリズミカルに動かすことで、口内からは唾液が分泌されますが、脳では神経の興奮を静めてくれるセロトニンという物質が分泌されると考えられています。

”何を食べても、おいしく感じられる”という味覚に関することです。歯磨きなどの心掛けで口腔環境が良くなれば、一つ一つの味も鮮明に感じられますし、口は心とも関係するからこそ、心が清らかになれば、さらにおいしく感じるということは科学的にも考えられます。声についてもいえることですが、力を合わせて生きて行くために舌があるというとらえ方であり、まさに人間が進化の中で手に入れた口腔機能の本質を突くものといえます。現在、猛威を振るう新型コロナウイルスは、口から出る飛沫が主な感染経路となっており、会話を避けなければならない状況にあります。しかし、その結果、世界は分断し、社会の中で孤立化が進みました。人類は今、声の力を使って、どう人々をつないでいけるかの岐路に立たされている状況です。だからこそ、声の力を磨きに磨き、たの人と共に、身近なところから励まし合っていくことが大切です。

食べること、話すこと 2

健康を守るためには口腔を清潔に

そもそも、自然界の動物には、虫歯などの歯科疾患は、基本的にありません。どうして、人間だけがこうした疾患に苦しむのでしょうか。

それは、人間が自然界のものをそのまま食べるのではなく、火を使った加工食品を摂取するようになったからだと考えられます。日本においては、縄文時代から弥生時代にかけて虫歯が見られるようになり、江戸時代には欧州から砂糖が輸入されるようになったことで、虫歯に人が増えたといわれています。では、歯科疾患を防ぐために、何を心掛ければよいのでしょうか。そもそも、現代に生きる私たちの食生活を、自然界のものだけに切り替えることは難しいでしょう。しかし、「間食を控える」「糖分を取り過ぎない」など、食生活を見直すことはできます。また、よく噛んで食べることも大切です。咀しゃくするほど唾液が分泌されますが、唾液には抗菌作用等があることが知られています。噛むことで食べ物も細かくなるので消化にも良いですし、うま味も感じやすくなります。満腹中枢も刺激されるので、食べ過ぎを防ぐこともできます。その上で、最も重要なのは、歯磨きです。歯周病菌の生息場所は、歯と歯茎の間にあるポケットですので、そこを丁寧に磨き、歯垢などを除去することが大切です。しかし、それだけでは完全には除去仕切れませんので、やはり定期的に歯科に通って頂くここをオススメします。

 

進化から見る役割

そもそも生物にとって、口腔にはどのような役割があるのでしょうか。ここで生物の進化から、口腔の機能について考えたいと思います。もともと生物は、細胞の分裂を繰り返す中で多細胞となり、大型化していきました。そして大型化した体を維持するためには、栄養補給が不可欠です。そこで、細胞の一部が陥没して「口」ができ、ものを食べるようになりました。この食べるという行為は、常に危険が伴います。なぜなら自然界には、自らの身を守るために毒を持ったものも存在しており、それを取り込んでしまえば死んでしまうリスクもあるからです。そこで生物は、味覚器を発達させました。それが「舌」です。この舌は、動物が海から陸に上がって生活するようになってから、さらなる進化を遂げたと考えられています。海の中では、泳ぎながら口を開ければ、水の流れとともに食べ物を口に入れることができましたが、陸上では、そうはいきません。当時は、既にトンボなどの昆虫が陸上で暮らしており、そうした昆虫を捕らえるために舌が進化したと考えられていりのです。これは、舌で獲物を捕まえる蛙やカメレオンなどを思い浮かべていただければ分かりやすいでしょう。そもそも舌は、発生学的には手や足と同じ特徴を持っており、「第三の手」とも呼ばれます。そして、「歯」は、さまざまな食べ物をかみ砕くために発達しました。総じて考えれば、口も舌も歯も、生物が獲物を食べていくため、生きて行くために獲得してきたものなのです。

食べること、話すこと 1

咀しゃくを助け 会話を楽しむ

「歯」は豊かな人生の礎

口腔衛生の分野では今、新型コロナウイルス感染症の重症化と歯周病との関連性が指摘されています。ヨーロッパ歯周病学会は本年2月、新型コロナウイルスに感染した568人を対象とした調査結果を発表しました。この報告によれば、歯周病にかかっている人は、そうでない人に比べて、感染症による死亡リスクが8・81倍、集中治療室を要するケースが3・54倍、人工呼吸器などの補助を必要とする

ケースが4・57倍に及ぶという驚きの内容でした。以前から、歯周病がインフルエンザなどのウイルス感染のリスクを高めることは知られていました。歯周病菌が出す酵素が歯肉などの粘膜を傷つけ、ウイルスを侵入しやすくしてしまうのです。

 

歯周病は万病の元

歯周病は、細菌の感染によって歯を支える骨や歯肉などが破壊されていく疾患です。本来、ヒトと共生関係にある口腔内の常在菌は、身体に悪影響を及ぼすことはありません。しかし、あまりにも数が多くなると歯周病となり、その歯周病が、循環器疾患などの全身疾患につながってしまうことが分かっています。古代ギリシアの医聖ヒポクラテスも、歯周病と全身疾患の関連性を指摘しています。歯周病は、万病の元といっても過言ではありません。誤嚥性肺炎も、その一つです。飲食物や唾液は飲み込むと、通常は食道を通って胃に運ばれますが、誤って気道に流れてしまうと、歯周病菌をはじめとする細菌が肺の中で繁殖し、炎症を起こしてしまうのです。特に免疫力が弱まった高齢者は、重症化しやすいことが分かっています。また、歯周病が、アルツハイマー病や糖尿病、関節リウマチなどにも関係しているとの調査もあります。歯周病は、「サイレントキラー」との別名を持ちますが、その進行を放置してしまえば、ある日突然、命に関わる重大な疾患を引き起こす恐れがあるのです。何より、歯周病は、歯を失う一番の要因です。年齢の「齢」という字には「歯」が用いられているように、古来、人々は歯を命の象徴として大切にしてきました。それは、生きていく上で大切なものだからです。

「歯の一本くらいなくても」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、奥歯一本の喪失で、噛む効率が40%も損なわれるというデータもあります。また、歯は単に食べ物を咀しゃくするためでなく、会話を楽しむなど、豊かな人生を送るための基礎となります。一方、歯周病は、ケアをすれば予防できます。そのためにも、歯科に通うことが大切ですが、多くの人にとって歯が痛くならない限り、歯科に足を運ばないのが現実ではないでしょうか。あるアンケートでトラブルがなくても歯科に通院する割合がアメリカが76%であるのに対し、日本はその半分とのことです。その結果、日本では64歳で歯周病の割合が82・5%そして80歳で半分の歯を失っています。

股関節を守り、生き生きと生活 2

歩行時はかかとから着地

股関節に違和感や痛みを感じると、動くことをためらうようになり、運動不足になりがちです。そうなると筋肉は急激に衰え、関節を痛める可能性がより高まります。股関節周りの筋肉を鍛えるため、まずは関節への負荷を軽減し、痛めない歩き方から始めてみましょう。ポイントは、「かかとから着地して歩く」ことです。かかとから着地し、爪先で地面を蹴るようにします。衝撃をかかとで吸収するイメージで、リズム正しく歩いてみて下さい。背筋は無理なく伸ばし、両肩を水平に維持して姿勢良く歩きましょう。かかとから接地しないべた足やすり足は、股関節への負担も大きい歩き方です。つまずいたり、転んだりすることも多くなり、骨折につながります。

 

何歳からでもトレーニングを

ウオーキングとともに、取り組んでいただきたいのが股関節周りのストレッチと筋力トレーニングです。筋力トレーニングは何歳から始めても効果はあります。大事なのは”今やること”です。また、20、30代の時に運動で鍛えていた人も過言は禁物。筋力・体力を衰えさせないように、トレーニングを継続しましょう。健康的な生活を維持するために、股関節周りの筋肉を鍛えるトレーニングを続けていただきたいと思います。

 

日常生活の3ポイント

日常生活の中で、股関節を守るためのポイントを3つ紹介します。痛みがない人も、負担をかけない姿勢と動作を知り、体で覚えることで、股関節を健やかに保つことができます。

①洋式文化の生活に

家の中は、ベッドやイスなどの洋式文化がオススメ。。布団の上げ下げは、負担が大きいので避けたいところ。座る時は、高さのあるいすを選び、浅く腰掛けます。低いいすや深く腰掛けたところから立ち上がる場合は、肘掛けやテーブルに手を掛け、腕の力も使って立ち上がりましょう。

②前屈動作を避ける

床や地面など、低い位置にあるものを持ち上げるときは、腰を曲げる前屈動作を避けましょう。腰を曲げずに、しっかりと膝と股関節を曲げて、ものを持ち上げることで負担は軽減されます。

③電車やバスの乗り方

電車やバスに乗るときは、待ち時間、できるだけ座るようにして下さい。立っている時の姿勢は、足を肩幅に開き両足に重心をおきます。片方に負担をかけないようにすることがポイント。つり革や手すりにつかまると、負担は軽減されます。

 

ポイント

① 体重を管理し負担軽減

② 関節周りの筋力を鍛える

③ ベッドやいすを活用し、前屈しない