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味噌汁は○の毒消し

○に入る言葉はなんでしょう?

この諺は食事にまつわるイギリスの諺「朝食は王様(キング)のように、朝食は王子のように、夕食は貧者のように」と相通ずるものがあります。江戸っ子は彼の国の王様のように豪華な朝食、とまではいかなくても、毒消し(胸やけ・胃の膨満感・消化不良等の薬)に大枚だすより庶民が普通に作る食事の味噌汁の効果、中でも朝の味噌汁習慣が体にいいことを親や諺から教わっていました。とういうわけで、○に入るのは朝。

 

前日あるいは夜に動物性タンパク質や脂肪を取り過ぎると、体は胃で消化したブドウ糖アミノ酸によって酸性になっています。その糖類を吸収し排出するにはナトリウムや水分の助けが必要です。酸性を中和させるにはアルカリ性食品の宝庫である味噌汁が、お酒を飲んだ翌朝の脱水症状を防ぐためにも、塩分(ナトリウム)・水分豊富な味噌汁が打ってつけです。

 

食べ過ぎ・飲み過ぎは困ったものですが夜更かしも問題です。朝はぎりぎりまで寝るので食欲は湧かず、時間もなく朝食抜きが習慣に!?昼までぼんやりしがちなのは脳のエネルギーが枯渇したままが原因です。最近では家庭事情により朝食を食べてこれない子どももいて、国内外で無料や低料金で朝食を提供する学校や地域が生まれています。

 

朝食は一日の始まりのスイッチ

味噌汁で脳を目覚めさせ。体をととのえましょう。

 

「大豆・麹すなわち味噌が百害の毒を消す」を江戸っ子たちに広めたのは「本朝食鑑」という書物です。味噌の項には「大豆の甘、温は気を穏やかにして腹中をくつろげ、血を活かし、百薬の毒を解すーーー麹の甘、温は胃に入って、消化を助け、元気を選び、血のめぐりを良くするーーー痛みを鎮めて、良く食欲をひきだしてくれるーーー嘔吐をおさえ、腹下しをとめる「。また「一日も無しはあるべからずものなり」と書かれている由。

 

良い食品の4条件

① なにより安全 添加物や食品衛生の点で安心

② おいしい   形状・色沢・香味・食感のすべてが「本物」

③ 適正な価格  品質にてらして安い値段

④ ごまかしがない 不当・誇張表示・過剰包装がない

 

良い食品を作るための4原則

① 良い原料   確かな素性と、安全で良質

② 清潔な工場  機械・設備の行き届いた手入れと清掃

③ 優秀な技術  品質を正しく見分ける眼と、素材の特性を引き出す腕

④ 経営者の良心 儲けよりも品質を重んじる「職人の心」を持ち、地球環境に配慮す

   る

 

脳の力、生かせていますか?

いつでもできる二つのトレーニン

脳のパフォーマンス向上の鍵は、運動とバランスの良い食事、生活習慣病の予防や治療、良質な睡眠です。その上で、日常的にできる脳を効率的に動かすためのトレーニングを二つ紹介します。まずは、文字を逆から読むトレーニングです。例えば散歩中、黒板に書いてある文字を、ひらがなで逆から言うと、どうなるか考えるだけ。言葉や数字を順番に読むことが普通ですが、あえて後ろから読み上げようとすることで、脳に負荷をかけます。脳の中のメモを使いながら考えるという感覚でやってみて下さい。

次に、新聞を使ってできる、「仮名拾い」というトレーニングです。一度に二つのことを処理する能力を養います。記事を読み、内容を理解しながら、特定の文字を数える方法です。簡単だと思ったら、制限時間を決めたり、数える文字の種類を増やしたりと、レベルを上げてもいいでしょう。遊び感覚で、脳を鍛えていきましょう。

 

ポイント

① まず始めれば、やる気は出る

② 「見る」ことで集中力アップ

③ リラックスがアイデアを生む

 

陣列を変えて健康な食品を

スーパーマーケットのレジ近くから菓子類を取り除き、野菜や果物を目立つ場所に陳列することで、買い物客が健康的な食品を選ぶようになったとする研究結果を、英サウサンプトン大学のチームがまとめた。2016~17年に英スーパーマーケットの6店舗で実験。野菜類を入り口付近に置き、レジ附近にあった菓子の代わりに水などを陳列すると、菓子の売り上げが減って野菜や果物が伸びた。客単位で見ても野菜類の買い物が増えていた。英政府は子どもの肥満防止のため、不健康な食品を目立つ場所に陳列しないよう求める規制を提案している。チームは「配置を工夫することでより高い効果が期待できそうだ」としている。

 

この記事を読んで、私の行っているスーパーマーケットはどうかしらと思って、買い物に行った時に、見てみると前からの陳列で、変っていないと思いました。野菜類と果物は、どちらかというと店の奥に陳列しています。英政府が規制を提案しているということは、我が国もこのような情報は入ってきていると思いますが、なかなか、思い通りにはいかないのでしょうか?他国の研究結果であっても、いいことは取り入れるべきではないでしょうか。日本は、少子高齢化といわれて、何十年も経っています。子どもの未来のために良い方向に行ってほしいと願っています。

 

脳の力生かせていますか? 2

生活の中で記憶力を鍛える

記憶力を維持、向上させるポイントを紹介します。仕事の中では、ひと手間かかる、面倒くさい仕事を率先してすることが、脳のトレーニングになります。経験を積むと、つい大変なことは部下に任せてしまいがち。仕事の効率を上げるにはいいかもしれませんが、自分の脳がいつも楽な状態で、負荷が小さければ、衰えるのは当然です。生活の中には脳トレの機会がたくさん転がっています。仕事に限らず、家事や趣味など、苦手なことにも積極的にに向き合っていくことが脳のトレーニングになるのです。

記憶力を維持、向上させるには運動、筋トレがいいとされ、特に骨への刺激が重要。骨から分泌されるオステオカルシンが働いて記憶力向上に役立つとされています。ジョキングや縄飛びなどの運動も継続できるよう心掛けましょう。勉強や仕事がはかどる時間帯は朝型、夜型のようにクロノタイプと言って遺伝的に5,6割は決まります。自分の実感として集中できる、記憶しやすい時間を選ぶようにしましょう。

 

趣味や関心がひらめきの鍵

発想やひらめきは、仕事をしたり、考えたりするときに働く脳の回路ではなく、ぼにゃりしている時に活動している脳の回路が重要だといわれます。課題は抱えながらも、お風呂に入ったり、散歩をしたり、リラックスした時こそ、新しいアイデアが生まれるのです。緊張感のある会議の場や、目前のことに夢中なときは、ひらめきを求めるには向いていません。一度目を閉じて情報を遮断する、スクワットをしてみるなど、全然違うことをしてみるとよいでしょう。現状の自分を俯瞰することで、頭頂連合野が働き、新しいことや気付かなかったことが見えてくるものです。最近多くなったオンラインでの会議も、情報共有や中心者が話をする使い方には向いていますが、アイデアを生み出したい場合には不向きな場合もあります。誰も話さない時間もつくれたり、雑談も挟めたりするような空間こそ、アイデアが生まれやすい場ともいえるでしょう。また、ひらめくためには日頃からさまざまなものに興味を持ち、吸収し続けることが大切です。インポット(入力)がなければ、アウトプット(出力)はできません。

脳の力、生かせていますか? 1

仕事の思考や活動を司る脳。集中力や発想力、判断力など、勉強や仕事のパフォーマンスは脳の状態に左右されます。やる気の出し方や脳の力を生かすためのポイント、トレーニングの方法について調べたみました。

 

ルーティンで取り組みやすく

”やらなきゃいけないことがあるのに、やる気がでない・・・”と悩んでいる人はいませんか?やる気を出すには「まず行動をしはじめること」が有効な手段です。脳には線条体というやる気の中核となる部分があります。線条体は、運動の開始や維持に関係し、やる気が出るのを待つのではなく、動き始めることで活性化するのです。

線条体は、快感の予測でも活性化します。成績が上がって褒められたり、仕事で報酬を得たりする体験を重ねると、報酬を予測し、線条体の活性化が前倒しされるようになり、やる気や集中力を高めることになります。また、ルーティン(日課)が、仕事モーに切り替える”スイッチ”になることも。着替える、ネクタイを締める、電車に乗るなど、勉強や仕事をする場所に行くことが、自然とやる気をだすルーティンになっていた人も多いと思います。しかし、コロナ禍の影響で、在宅勤務(テレワーク)やオンライン授業になり、職場や学校に行かないケースが増えています。移動がなくても切り替えられるよう、仕事や勉強の前に、机の上を拭いたり、今日やることをノートに書いたりするなど、自らルーティンを決めることも工夫の一つです。

 

休む前に次の動きを決める

集中力、注意力を高めるポイントは、とてもシンプルです。見るべきところを「しっかり見る」と意識することです。例えば鉄道関係の人たちが指さし確認したり、受験生がマーカーで教科書に線を引いたりするのは、そこを強制的に見るためです。

何かを注視すると眼球コントロールに関わる前頭眼野を中心に前頭葉が活性化し、集中力が上がります。注意して見つめることで集中力が上がるのです。

”集中が途切れないのが理想”と思いがちですが、それは不可能です。多くの人は10~15分もたてば、集中力は切れてしまいます。集中力に限界があることを知り、積極的にリセットすることが大切です。よく”疲れたときは糖質補給”といわれます。甘い物が口に入るだけで脳のドーパミン系が活性化し、気分転換になります。実際、栄養が脳に届くのは先のこと。集中力を取り戻すためには少量の甘い物を口に含むだけでも十分なのです。また、休憩は、長く休めば良いというわけではありません。大事なことは、思い込むこと。たとえ1分だったとしても、「ここで1分休めば、回復して能力は上がる」と思うことです。甘い物と同様、体力的に回復することとは違います。休みをきっかけに、スイッチを入れ直すのです。休憩後に何をやすかを決めてから休むことが、上手な休み方の基本です。

耳と鼻の持つ可能性 3

あらゆる香りを嗅ぎ分けるーーー私たちの身近な存在で、嗅覚が秀でた動物にイヌがいます。イヌの持つ嗅細胞は人間の40倍ともいわれそのイヌと比べれば、私たちの嗅ぎ分ける力は劣ると思うかもしれません。しかし、アメリカで興味深い実験が行なわれました。それは、ある香りを人に嗅がせ、イヌと同じように地面に鼻を近づけながら香りの跡をたどる実験です。その結果、多くの被験者が正確にたどることができ、中には訓練を繰り返すうち、イヌよりも早くこなせるようになった人もいたというのです。だからといって、イヌよりも嗅覚がいいということにはなりませんが、調香師が1万種類もの香りを嗅ぎ分けるように、私たち一人一人の嗅覚も、訓練することで鋭くなるのです。

国によって食べるものや生活習慣も変りますが、そうした違いが、人それぞれの持つ香りに影響することを感じてきました。実は嗅覚には、におい物質に慣れると、そのにおいを感じにくくなる特徴があります。自分のにおいを感じにくいという感覚は、誰もが持っているでしょう。それは、そのにおいに気をとられると、周囲のにおいに気付きにくくなってしまうからです。むしろ嗅覚は、周囲の変化を敏感に察知するために発達したとも言えます。その意味では、一人一人に寄り添い続ける中で、香りの変化から心の変化を感じられるようになることは、十分に考えられるのではないでしょうか。次ぐに耳についてですが、訓練を重ねた音楽家は、わずかな音の違いも、1000分の1秒の音のずれも聞き分けられるそうですが、聴覚も嗅覚と同じように鍛えられることが分かっています。さらに人間の聴覚は、雑音などで会話が聞きにくくても脳が音を補正し、必要な音を聞き分けることができるのが特徴です。つまり、聞きたいと思って集中した分、それが聞けるようになるのです。人それぞれ、声には、その時の微妙な心の変化が現れますが、そうしたものも、感じ取れるようになっていくと思います。

 

動物は共通の感覚

私たちは眼や鼻、耳といった遠隔感覚の機能を使い、周囲の状況を認識していると述べましたが、逆にいえば、私たちが人々に影響を与えるのには、周囲の人が持つこれらの感覚に訴えることが大切です。生物学の観点でいえば、この世には、眼をもつものや持たないものなど、多種多様な動物が存在しますが、実は地球上に生きる動物が、遠隔感覚の中で共通して持っている感覚器官があります。それが耳なのです。ここでいう耳とは、聞くということではなく、平衡感覚の機能を持った器官のことです。全ての動物が平衡感覚を持つ理由は、地球に重力があるからです。この重力に対する傾きを感知することで、動物は前後左右、自分がどの方向に進んでいるかを感じ取っています。そして人間などが持つ耳は、この平行感覚器として生まれた耳に、進化の過程で音を感知する力が加わったものなのです。もちろん、人間の耳にも平行感覚器の役割があります。人間の耳にある蝸牛は液体で満たされていますが、その液体の傾きによって、私たちも耳で平行を感じ取っています。人間の耳について言えば、、例えば、生まれたばかりの赤ちゃんの泣き声は、生まれた国の言語によって抑揚が微妙に違うことが分かっています。それは胎内にいるときから、周囲の声を感じ取っているからだと考えられています。また、死ぬ最期の瞬間まで活動するのも、聴覚だと考えられています。嗅覚は記憶と密接に結びついていますが、その嗅覚で感じた情報は、視覚で得られた情報よりも記憶に強く残ることが分かっています。鼻と耳の持つ力は、眼だけでは決して分からない人々の微妙な心を感じ取り、人々の絆を結んでいくものだと思います。

耳と鼻の持つ可能性 2 

心の変化を察知する嗅覚と聴覚

例えば、食事は風味を重視しますが、嗅覚がなくなってしまえば、感じる味が変わり、味そのものを感じられなくなることもあります。においを感じない景色も、その場にいるのに映像をみているような感覚になるでしょう。実は五感の中で、嗅覚には、ほかの感覚器にはない特徴があります。それは認識された情報が、自律神経の調節を行う視床下部を経由せず、直接、記憶をつかさどる大脳辺縁系に送られることです。皆さんもある香りに触れ、”懐かしい”などと過去の記憶が呼び起こされた経験があると思いますが、そうしたことも、この脳との関係が影響していると考えられています。この大脳辺縁系は本能や情緒とも深くかかわっており、そこで情報が処理される鼻は、周囲の状況を最も直感的につかむ器官であると思います。

次に耳の機能ですが、その主な役割は、空気の振動、つまり「音」を感知することです。耳は三つの部分から成り、外から見える耳、いわゆる普段、私たちが言う耳から鼓膜までは「外耳」と呼ばれ、これは集音の役割があります。そして、鼓膜の内側は「中耳」と呼ばれ、そこにある骨が鼓膜に伝わった空気振動を約30倍に増幅し、さらに内側にある「内耳」と呼ばれる部分につなぎます。内耳には、液体で満たされた蝸牛という部分があり、そこにある毛のような細胞が振動することで電気信号に変換され、その信号が脳に伝わることで私たちは音を認識しています。また、私たちには耳が二つありますが、そこにも大切な意味があります。音の発生場所によって、左と右の耳に入る音のタイミングには、わずかな差が生じます。加えて、左右の耳に入る音の大小を感知することで、その発生源がどこにあるのかを立体的にとらえています。

鼻と耳は、まったく別の機能のように思えますが、共通の特徴があります。それは、においや音を通して「周囲に触れることなく、その状況を認識できる」という点です。これは眼も同じで、「遠隔感覚」と呼ばれます。そのうえで、人間は、この遠隔感覚の中で、鼻よりも耳、そして耳よりも眼で得た情報を優先することが知られています。一説には、私たちは情報の8割以上を視覚に頼っているともいわれますが、眼ではと例えば、壁の向こう側は、回り込まなければ見ることができません。一方、鼻と耳は、たとえ隔てるものがあっても、その先にあるものを感じ取ることができます。この鼻と耳のもつ可能性に目を向けていったとき、これまでと違った世界を感じられるのではないかと思います。

 

 

耳と鼻の持つ可能性 1

においや音を通じて状況を認識

目には見えぬ世界を感じる器官

新型コロナウイルス感染症の症状の一つに、嗅覚・味覚障害があることが知られています。日本耳鼻咽喉科学会と金沢医科大学の研究グループは本年2月から5月にかけ、感染者を対象に臭覚と味覚に関する調査を行い、感染者の約6割に臭覚障害が起こっていることが明らかになりました。また味覚の違和感を覚える方の多くが、味覚の検査上では正常値を示しており、実は味覚障害ではな”臭覚異常による風味障害”の可能性が高いことも分かりました。臭覚障害は風邪などでも起こり、その主な原因は鼻の炎症などによる鼻詰まりです。しかし、新型コロナ感染者には、そうした症状がないのに臭覚障害となることが多く報告されています。6割以上の患者の臭覚は早期に改善していますが、感染から回復して数ヶ月たっても、臭覚障害が残る患者さんも少なくありません。ウイルスが直接、においを感じる嗅細胞や臭覚細胞周辺に影響を及ぼしている可能性もあり、今後、さらなる調査や治療法の検討が求められています。現在、接種が進められているワクチンは重症化予防効果があり、鼻の機能を守る上でも効果が期待できます。そうした意味からも、一人でも多くの方に接種を前向きに考えていただければと思います。コロナによる影響は、耳にも及んでいます。それは自粛生活の長期化で、難聴の患者が増えていくのではないかと指摘されている点です。最近、在宅による運動不足を解消しようと、イヤホンやヘッドホンを着けながらランニングする人も見掛けられるようになりました。それらは”自分の世界に入る”には有効ですが、音が直接耳に入るため、大音量で聞き続けると耳へのダメージが大きくなります。使用する際は、周囲と会話ができる程度の音量にし、聞こえにくいとか、耳鳴りがするといった違和感に気づいた場合は、早めに受診し、治療を受けて頂くことをおすすめします。

 

それぞれの機能

まず、鼻についてですが、その役割は、”空気清浄機”の機能と「におい」を感知することです。鼻は、私たちの呼吸の際、空気の通り道となりますが、単に空気を通過させているわけではありません。鼻毛や湿り気のある鼻腔で大小の汚れを取り除き、新鮮な空気にして体内に入れています。それとともに、その空気中に含まれるにおい物質を嗅

細胞が感知し、神経を通して脳に伝達します。普段の生活で、この嗅覚が、味覚や視覚などに比べて重要と感じる機会は少ないかもしれません。しかし、その感覚がもし失われてしまったら、感じる世界は全く異なるものになるでしょう。