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いつまでもおいしく! お口の健康守るケア

食事を美味しく味わうことは、生活の質を高めるとともに、健康の維持にもなります。食事を味わい、いつまでも、かんで食べるためには、日頃から何を心掛けたらよいのでしょうか。口腔ケアについて、調べてみましょう。

 

良くかんで食べることが一番

「かんで食べる」ためには、口の機能が調和して動く必要があります。

その機能とはーーーー。入れ歯でもよいのですが、十分な数の歯で、よくかむこと。砕いた食べ物を、唾液と舌で塊にまとめること。飲み込んだ食べ物が、スムーズに食堂に送り込まれること。

これらの口の機能が低下すると、食事がしにくくなって、栄養バランスが崩れやすくなります。「口が渇く」「口が臭う」「むせる」「たべこぼす」「滑舌が悪くなった」「硬い物がかめない」などは、機能低下の兆候です。注意しましょう。

機能低下に対抗するには、「よくかんでたべること」が一番です。例えば、20代の頃と比べて歩行速度は遅くなっても、日頃歩くことを意識していれば、年を重ねてもしっかり歩けます。それと同じで、肉や根菜類など、かみ応えのある物を、よくかんで食べる習慣をつければ、機能を保ことができます。奥歯でかむことで、多くの筋肉が動き、口の筋トレになります。柔らかい物だと、飲み込む機能が働き長くかんでいられないし、唾液の分泌量も少なくなり訓練になりません。また「片側の歯が痛いけど、反対ならかめる」と、処置を後回しにする方がいます。負荷が10対0になると、さすがに耐えきれず、健康な歯が、割れたり、欠けたりすることがあります。かめない理由が出てきたときに、いかに早く対処するかが機能を保つためには重要です。

 

寝る前と朝起きたら歯磨き

「かんで食べる」ことができなくなる理由で多いのが誤嚥性肺炎です。肺炎で入院すると、菌飲食となることがしばしばあります。禁食の間に口の機能が低下し、食事をすることが難しくなります。

誤嚥性肺炎と聞くと、食べ物が原因と思うひとがいますが、主な原因は違います。実は、寝ている間に飲み込む唾液を誤嚥して肺に入ってしまい、発症するのです。唾液が肺に入ったからといって、必ずなるわけではありません。口の中が汚いと、唾液に細菌がたくさんいるので、肺炎を起こしやすくなります。これを防ぐには、口腔機能をあげるとともに、寝る前に細菌を減らすことです。また、唾液の少ない夜間に、口の細菌は増えます。この状態のまま、朝食を取ると、大量の細菌を食事と一緒に取ることになり、誤嚥したらそれこそ大変なことになってしまいます。