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アジアの食文化 食材、調味料

ユーラシア大陸の東側を占めるアジアは湿潤な気候風土に恵まれ、広い地域で米を始めさまざまな農耕が行なわれてきました。その結果、中国文明の影響からお箸を使う文化が誕生。また、アジアで生まれた仏教やヒンズー教ジャイナ教といった伝統宗教は殺生を戒め、肉食を控える教義を広めてきました。

長江流域が起源の稲作・米食に加えて、黄河流域が発祥とされる小麦粉の麺や、小麦粉の生地で包んだ餃子や饅頭、包子は、アジアらしい食べ物です。

一方、古来よりスパイスの宝庫だったアジアは、陸と海のシルクロードを通じた東西交流が活発で、15世紀半ばからはスペインやポルトガル人がスパイスを求めてアジアに上陸しました。

インドや中国などではスパイスやハーブの効用を食事に生かし、「医食同源」の思想に基づく伝承医学が体系化されています。日々穏やかに過ごすため栄養に気遣う習慣が民間に広く行き渡っているのも、アジアの食文化の特徴の一つといえそうです。

 

アジアでよく使われる食材、調味料など

カレーリーフ

スパイシーな独特な味わいが出るハーブで、オオバゲッキツ(カレーのキ)という観葉植物として園芸店などで販売されていることも。乾燥葉は香りがほとんでないので、ないときは省いてもOK.

 

ヒング(アサフェティダ)

インド料理に使われる匂いの強いスパイス。ニンニクで代用可。根菜が食べられないジャイナ教徒の人々が重宝している食材。

 

ギー

ピュアバターオイル。無塩バターで代用。

 

エシャロット

タマネギの一種。赤タマネギで代用可。ラッキョウの仲間エシャレットと名前が似ているが、別物なので注意。

 

タマリンドペースト

酸味のあるマメ科の植物の実。梅干しの蜂蜜漬けの種を取り、水でのばして代用可。

 

レモングラス

レモンの香りに似たハーブ。ワックスの付いていないレモンの皮で代用。

 

シュリンプペースト

小エビに塩を加えて発酵させて作る調味料。アミエビの塩辛、イカの塩辛、もしくは干しエビで代用。

 

コブミカンの葉

香りのいい葉。またはカフェライムリーフの名で売られている乾燥葉を。なければ省してOK。

 

ケチャップ・マニス

インドネシアの甘いしょう油のような調味料。

 

マスタードシード

黒粒のからし菜の種。クミンシードで代用。