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股関節を守り、生き生きと生活 1

人体最大の関節である股関節に痛みがあると、姿勢が悪くなったり、動作が鈍くなったり、生活に支障を来すこともあります。股関節を守ることが、健康で生き生きした生活を送るための秘訣になります。股関節の仕組みやセルフチェック、トレーニングについて調べてみました。

 

日常的な動作の”要”

股関節は、足の付け根にあるボール状の骨(大腿骨頭)と、骨盤のくぼみ(臼蓋)が接している部分のことで、その周りにある多くの筋肉や靱帯で支えられています。股関節は胴体(体幹)と2本の脚(下肢)をつなぎ、日常的な動きの要となっています。歩いたり立ったりするだけで大きな負担がかかるため、どの関節よりも酷使され、痛みやすい関節でもあります。特に若い時に、激しいスポーツをしていると、股関節を痛めていることがあります。例えばラグビーやサッカーなどのコンタクトスポーツでは、体に負担のある動きをしている分、ダメージを蓄積しています。体重は重いほど、股関節の負担も増えます。体重の管理は、股関節をいい状態に保つ有効な方法です。さらに、荷物を持つと、たとえ1,2キロであっても、その数倍の負担が股関節にかかります。普段持つバッグから、不必要な物を減らすことも、簡単にできる工夫の一つです。

 

いち早く見極めを

股関節の不調の初期には、歩き始めなど、動作のはじめに違和感を覚えることが多く診られます。症状が進行すると、日常の動作や歩く間も痛みを感じ、ひどくなると安静にしていても痛むようになります。なるべく早く、自身の変化に気づくことが大切です。右と左を比べ、”最近、片方の脚の動きが悪くなったきたな”と思ったら要注意です。また、自分では、違和感なく歩いているつもりでも、周りから「歩き方がおかしいね」「足ひきずっているよ」と言われたら、知らないうちに股関節をかばっているかもしれません。股関節のトラブルを発見できるセルフチェックの方法を紹介します。

セルフチェック

・椅子に座って、どちらかの脚で「4」の字を描くように足を組む

・水平になった側の膝の内側に両手を置いて、上から軽く押す

・股関節に痛みがあるかどうかを確認

・脚を入れ替えて、両方の股関節をチェック

・片脚立ちの姿を正面から鏡に映す

・どちらかの肩が下がっていないか。また家族など、自分以外の人に後ろから見てもらい、、脚を上げている側のお尻が下がっていないかみてもらう

・下がっていれば股関節にトラブルのある可能性がある

 

違和感やトラブルの疑いがあれば、病院やクリニックの整形外科に行くことをオススメします。診察やレントゲン写真検査で、整形外科医は股関節が悪いか正常かは分かります。股関節の痛みが影響して、腰や膝など、他の部分に痛みが出てくることもあるので、早めに診察を受け、不調を改善するようにしましょう。