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日本の郷土料理12

鳥取県

 ののこ飯

   弓ヶ浜地方の郷土料理。いただきともいう。

   野菜と米を油揚げの中に詰め、だしで炊きあげたもの。ののことは布子。

   つまり木綿の綿入れのなまったもので、でき上がりのふっくらした様子から

   つけられた名称といわれる。

 

 どじょうの呉汁

   米子市の郷土料理。呉汁にドジョウを入れたもの。

   呉汁とは大豆をすりつぶした呉を入れたみそ汁のこと。大豆は、水でもどして

   薄皮を除き、すりつぶしてだしでのばして煮る。途中あくをすくいながら、しば

   らくしてみそを溶き入れる。油揚げのせん切りやにんじん、ごぼうなど好みの野

   菜を入れる。枝豆で作ったものは青呉汁という。

 

 豆腐ちくわ

   白身魚のすり身と木綿豆腐を混ぜ合わせて練り上げ、調味し、棒に塗りつけて、

   ちくわ状に形成したもの。蒸すかあぶってわさびしょうゆで食べる。

 

 

島根県

 割子そば

   出雲地方の名物そば。出雲そばとも呼ばれる。割子とはそばを盛る椀のことで、

   昔は春慶塗のスギかヒノキ製の角型であったが、現在では木地の丸い漆器が用

   いられている。この独特の器に盛ったそばを客の求めに応じて何段か重ねて出す

   のが特徴である。つゆは、辛口のものを食べるときにじかにかける。

   薬味には、ねぎ、とうがらし、削り節、もみじおろし等数種類用意する。

 

 めのは飯

   メノハとはワカメの別称で、板ワカメを火であぶってもみほぐし、温かい飯に

   かけたもの。さらに熱いお茶としょうゆをかけて食べることもある。

 

 すずきの奉書焼き

   スズキを和紙に包んで天火で焼き上げたもの。冬に産卵場所を求めて宍道湖

   上がってくる、脂ののった腹太スズキが好まれる。昔、漁師が灰の中に埋めて

   蒸し焼きにしたスズキを殿様に献上するにあたり、失礼にならないよう奉書に

   包んだのが始まりと伝えられる。

 

 いがい飯

   イガイは、清澄で潮通りのよい深さ20㍍くらいまでの海中にすみ、強い足糸で

   岩礁に付着し、容易に離れない。肉は、黄色から紅色で、口に黒毛がある。

   旬は1~3月で、肉の味はよい。調理には足糸とその元の部分を除く。

   煮ても焼いても酢の物にしてもよく、とくにほうろく焼きが美味。

 

 島根県は、出雲の国で、古代から大和の国と同じように栄えた国です。

 出雲大社は、縁結びの神社として有名です。また、神無月とは旧暦の10月を指し、

 全国の八百万の神様が出雲大社に集まる月でもあります。そこで、人間の縁結びの

 相談をするのだと言う説もあります。